7月10日、大分市・弁天港発でオフショアゲームを楽しんだ。タイラバには反応がなかったが、ジグにかえてすぐに大物がヒット!ドラグを滑らせる引きをうまくあしらい、63cmのマダイをキャッチした釣行の模様をお届けする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・甲斐英一郎)
弁天港発でオフショアゲーム
前日に釣具店の売り出しに行き、SLJ用のサオを購入した。スタッフに声掛けし、40gのジグを使いたいと伝えると、即座にブラストというサオを持って来て親切に解説してくれた。
7月10日、午前5時に大分市・弁天港に集合。船長とは通常よりも距離を取りながら乗船。前日、船長はマダイ40cmをゲットし、刺し身でおいしくいただいたとのことで、私もなんとしても大物をゲットしたいと同船をお願いした。
先日来、アマダイの様子も気になるところだが、船長の話では反応がないとのこと。当日の潮は中潮であり、午前4時すぎが満潮、まだこれから動くかという感じで、波もなく緩やかに沖の方へ潮の流れがある。
船長に大物ヒットもバラシ
船は左に5号地のテトラを見ながら快調に水深46m地点へ。早速、船長はマダイをゲットした仕掛けで釣り開始。約10分程度、タイラバでボトムを取り船長が巻き上げていると、30mのタナで魚探に大きく反応が出た。
その時、ギーギギーと横にいても分かるくらいのドラグ音が鳴った。次の瞬間、海に引き込まれそうになっていた船長のサオは天を仰いだ。リーダーのフロロカーボンライン4号とリングを結んだ場所から切られていた。船長はドラグを締めようとしたが、間に合わず一気に持っていかれたとのこと。
私はといえば、タイラバではまったくアタリがなく、願いを込めてマキジグスロー40g(ライブ腹グローキビナゴ)に変更した。
ジグに63cmマダイがヒット
釣り始めて2時間が経過したころ、変更してボトムを取って巻き上げにかかると、一気にサオが曲がり込んだ。スピニングリールがギリ……ギリギリと少し逆回転し、巻こうとするが重くてなかなか巻けない。
慎重にやり取りしながら巻き上げると、船長が横からタモを出してくれた。久々のマダイ60cm超えだ。最近は30cm超えが出なかったので、個人的には大変喜ばしい釣行となり、船長に感謝したい。
<週刊つりニュース西部版APC・甲斐英一郎/TSURINEWS編>