実績も人気も高い千葉県のメジャーフィールド養老川へ11月29日にナイトシーバスゲームで釣行して来たので、その様子をレポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
人気河川の養老川
今だ水温が高い状況が続く東京湾だが、さすがに河川ではベイトが少なくなり釣りにくくなって来た。それでも場所によってはまだまだベイトが多く、良型をキャッチ出来るチャンスは十分にある。
養老川でも人気の高い中流域の橋脚下は撮影なども行われる有名ポイントだが、近くに車を駐車出来る場所が少ないためか?それほど混雑しない。この日もアングラーは1人もいなかった。
さっそく貸し切り状態のポイントへ入るが、流れはあるものの肝心のベイトがいない。いつもは明暗部分で少ないながらもボイルが出るが、この日は全くない。
ベイトはいない?そう思いつつ表層からチェックするが、反応はない。流れは効いているので、シンキングペンシルを流れに乗せて明暗に流し込んで行くが、こちらも反応はない。
ベイトはいても食わない状況
少しレンジを入れると、コンコンとベイトに当たる。
どうやらベイトはいないのではなく、沈んでいるだけのようだ。そうこうしていると潮が下げ出し、表層でもボイルが出だした。逃げまどうベイトはかなり大きそうだ。ここでルアーを、マッチザベイトでサイズの大きいフローティングミノーで、アクションも大きめのものへチェンジ!潜らせず、表層付近を流れに乗せて引いて来るが、やはり反応はない。
スレているのか?それともアクションの違いか?はたまたウデが悪いのか?
シーバスは間違いなくいるが、食わせることが出来ない。活性が低いわけでもないのにどうしてなのか?
マッチザベイトを忘れる
そこで、潮が引いたタイミングで水面付近を観察してみると、大きなベイト混じって小さなベイトを発見した。さらに足元には大きなカニもいる。
カニはともかく、もしかしたらこの小さなベイトを選んで食べているのかもしれないし、ボトム(底)でカニも食べられているかもしれない。そう考えて、ベイトのサイズにルアーのサイズを合わせる、マッチザベイトをここで忘れてみることにした。