シーバスゲームで渋い時、皆さんはどうしていますか?今回はなかなか1匹が出ないときに私が使うルアーと対処法を紹介します。渋い日に遭遇したら、ぜひお試しください。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
シーバスゲームは難しい?
身近な大物、シーバス。そこらへんの近所の川で80cm近い魚がルアーで狙える手軽さと、ゲーム性の高さから人気が高い。しかし、シーバスは決して簡単な相手ではない。ベイトが大量に入っていとも簡単に釣れる時もあれば、釣れなさすぎて10cmでもいいから釣れてほしいと願うこともままある。
そこでまずは、サイズを問わず1匹を獲りたい時にオススメなルアーを紹介する。
とりあえずのワーム
定番のミノーやバイブにアタリが全くない時、頼りたくなるのはやはりワームだろう。ここでポイントとなるのはジグヘッドの重さだ。一般的なシーバス用となると大体5~14g程度の重さになるが、渋い時はここからさらに軽くする。市販のシーバス用にはハリが太くて5gより軽いものはあまりないのでブラックバス用を使う。
ワームはシーバス用そのままに、1.5~3gのジグヘッドを使い、よりゆっくりと障害物周りを探るのが、遠いアタリに近づく鍵だ。飛距離はでないが、見落としがちな足元付近をじっくり探ってみよう。シーバスは意外と近いところに居るのだ。
飛距離命で探る
とりあえず、簡単に届く範囲には食わせられるシーバスがいない場合は飛距離にものを言わせてサオ抜けポイントを探ってみよう。
ここでも、なるべくならメタルジグやバイブレーションのようにすぐ沈んでしまう物ではなく、ゆっくりと誘えるものがいいだろう。
スイッチヒッター65
65mmで13.5gというウェイト設定はルアーサイズとウェイト比較で見るとかなり重い部類に入る。しかし、ボディがボーン素材という浮力の高いものを採用しているので、重さの割には浮き上がりが早く表層を探ることができる。
ロケットベイト95
メタルジグと同等の飛距離を出せるジグミノーと言われる分類。リップがついているので、ルアーの受ける抵抗が増えてメタルジグより遥かに表層を引きやすい。とにかくあそこに届けばいい、というシチュエーションでは俄然強い。
ぶっ飛びくん
磯のヒラスズキ用で開発されたシンキングペンシル。悪天候が好条件となり得る磯ヒラスズキにおいて、風が強いことを前提とした上で開発されているので、非常によく飛ぶ。