切れのあるダートと安定したフォール姿勢で"釣れるエギ"として一世を風靡したDUELの『アオリーQ』エースを使って、宮崎県島野浦の白灯台(波止)と地磯で秋アオリを楽しんできた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部部・立石寿栄)
釣れるエギ「アオリーQ」
大分型と呼ばれるボディ形状で、エギング初心者でも釣りやすい優秀なエギ。令和に仲間入りしたのがアオリーQ、アオリーQフィンエース、アオリーQサーチダブルグロー。それぞれにアオリイカを魅了する個性を持って誕生した。
大分型エギの特長は、いろいろなサオのシャクり方でもしっかりしたダートアクションができること。また、歴代のアオリーQから伝統として継承している安定したフォール姿勢がパタパタ系との違いだ。
島野浦でエギング
9月21日、DUELエギフィールドスタッフの河野俊樹さんと訪れたのは宮崎県延岡市北浦。渡船で島野浦の白灯台(波止)と地磯に渡った。
広大なサーフ(砂浜海岸)広がる宮崎県に於いて、日向灘の北部に位置したリアス式海岸が始まるエリア。島野浦は黒潮の恩恵を受けて魚も多いところ。沖が荒れていても島陰があり、釣る場も多く、水質もいいためアオリイカも多いところ。
まずは白灯台から
午前5時に北浦港から喜福丸に乗船。風がありウネリがある海況。沖磯にカンパチ狙いのルアーマン、フカセ釣りでマダイ狙いの人を降ろして、白灯台に渡る。
曇り空に薄っすらと朝焼けが覗く。波止の根元まで1回見て周りを観察する。波止中央付近から釣り開始。
当日のエギングタックル
エギはエサになっている小魚や釣れるアオリイカの大きさから2.5号、3号、アピール力を強めたい時の3.5号を使用。
タックルは、ロッドはエギをキビキビ動かす操作性、そしてアオリイカの引きを楽しむための硬さからMかMLの軟らかめのエギングロッド。
ミチイトはPEラインのHARDCORE SuperX4の0.6号を使用。理由は特殊コーティングによる高い撥水性があり、水切れがよく、サオをシャクった時にエギのダートアクションも操作しやすいため。リーダーは浅場を釣ることから沈み根に当たってもいいようにHARDCOREエギングLEADER2.5号を繋いでいた。