熊本県天草市本渡の町山口川と本渡港にチニング釣行。それぞれワームとトップで本命をキャッチできたので、その模様をリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)
町山口川でチニング
9月3日、1時間遅れで熊本県天草市本渡の町山口川に入る。「やっぱ水位ないな」。偏光サングラスを掛けて、下流を目指しゆっくりと歩いていると、最後の橋の手前にチヌがちらほら。「ここまで下ってたか」。
すぐに距離を取り、ワームのパワークラブ(茶ガニ・Mサイズ)をハリにつけ、もう1回チヌの姿を確認し、キャスト!
「行った!」「ゴッゴッ」「一撃!」「ジッッッジィイィィー!」「お~、走る走る(笑)」。ランディングポイントまで行き、無事キャッチ! 「丸のみか、危なかったな」。
水位低く本渡港へ移動
次を狙おうとするが、水位がどんどん低くなり、チヌに対するプレッシャーが高くなり激ムズに……。「う~ん、今からだとどこもダメだな。時間置くか」。
それから数時間後、今度は本渡港に入る。時間は下げ止まり1時間前。行ける所まで行き、トップウオータールアーを使いチヌを狙う。「さ~て、どこで出るかな?」。
ルアーを斜めにキャストしながら、自分の進行方向に先に打っていく。これならブラインド&プレッシャーがかからないのでバイト数が増える。
よそ見しながらルアーをアクションさせていると「ドバッ!」「お~、すっげーバイト!でもミスってるな」。
水温低下で反応悪し
すぐにアクションを続けるが、後が続かない。「やっぱり7、8月と違うな。水温も冷たくなってたし」。ここ最近の雨と朝晩の気温の下がり具合から、若干水温が落ちている。
「あと気になるのがベイトだな。いるのか?」。どんどんルアーを打っているが、バイトは2回のみ。「ん~、厳しいかな」。
一番バイト数が多いポイントに入ったが、バイトがない。「マジかよ、移動するか?いや時間ないしな」。
今までのバイト数とチヌの濃さを信じ、打っていると「うん? ルアーの後ろ付いてる?」「……ジュバッ! ……ジュバッ!」「ハリに掛からん……ってことはサイズが合ってないのか?」。