5月7日(金)、埼玉県戸田市にある道満金魚つり場へ釣行。連休明けのシビアな状況の中でも短時間で本命50尾が遊んでくれたのでレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
道満金魚つり場
同地は道満グリーンパークの中にあり大型ヘラ鮒釣り場と隣接している。釣り座数も多く確保されており、特に休日は釣り人が多く賑わっているようだ。毎週土曜日はサカナの放流があり、料金的にも圧倒的な安心価格で終日釣りしても大人一人あたり840円・子供半額で遊べてしまうところも人気の理由の一つだと思う。
マイタックルの使用に関しては、『サオは同地のものを使用が条件だが仕掛けのみ使用がOK』となっている。常連さんは竿の長さに合わせて自分仕様な仕掛けを使って数釣りを楽しんでいる。もちろん手ぶらでも釣りが可能であるが、マイ仕掛けも使用可能なので経験者にも楽しめる釣り場だと思う。
※現在お店の営業時間は9時~17時となっている(冬は16時閉店)。休日に関しては第2、第4月曜日が定休日なので、月曜日に釣行する際は注意したいところだ。
タックル
サオはお店の5尺ザオ使用が厳守で、仕掛けをレンタル品から自作ウキ釣り仕掛けに付けかえて使用する。エサはお店の練りエサを使用した。同地は元々川だった場所に釣り場ができていてポイントにより水深が違うので、釣り座を移動する場合は常にタナを合わせることが大事である。
最深部に釣り座を構えスタート
10時20分に受付を済まして釣り堀を見渡すと20人程度が釣りを楽しんでいる。常連らしき方々は正面からみて左側に陣取っているが、浅めの水深らしく手返しがよさそうだ。状況的にはゴールデンウイーク直後で食いが渋いとの話なので、今回はあえて近くに釣り師がいない最深部に釣り座を構えた。
さっそく釣り座のタナを測ると140cmと貸しザオギリギリのタナだ。仕掛けを自作にかえ、タナを合わせてエサを手返しよく打つも、ウキに反応があり掛かるのはクチボソやタナゴばかりだ。30分以上経過したころようやく本命が釣れた。
次第にバケツの中も賑やかに
その後はぽつぽつと数を追加していくもクチボソが多く肝心の本命は1時間で17尾と厳しめである。周囲を見る限り勢いよく釣れている様子はなく、開店から来ている常連の会話を聞いていると同じ様な釣果である。
エサを途切れさせることなく打ち続けていると、ようやく多数の本命の姿が中層にも見えだした。ペースは入れ食いにはほど遠いが飽きないペースで掛かり、アタれば本命という感じの時間帯もあった。途中でヘラブナに邪魔をされつつも2時間後は37尾と釣りはじめを考えれば御の字だ。
シビアな状況下で意識したこと
シビアな状況となった当日、数を伸ばすために意識したことを紹介したい。
1.中層を狙う
基本的にキンギョ釣りは底釣りであるが、同地のこの日は底釣りでも外道確率が高めであった。外道が連続で掛かることもあり、2時間目からタナをかえて中層のキンギョを狙いポツポツ数を増やした。
2.エサを硬めにする
外道にエサを取られにくくする意味で普段使うよりも硬めにして、強めのはっきりしたアタリだけを拾った。
3.エサを小さくする
2日前に放流されたばかりのサカナをできるだけ狙いたいため、レギュラーサイズよりも小さいので中層でも底でも小さめにエサを付けるようにした。