8月前半の休日、ナマズゲームに出かけました。今回は一人気ままに日中のデイゲームから日没後ナイトゲームまで、一日中ナマズ釣りをして、本命6本の釣果となりました。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・池田光希)
安間川でデイナマズゲーム
ナマズゲームをする釣り場は、静岡県浜松市を流れる「安間川」という川です。この川は静岡県を代表するナマズのポイントで、雑誌にも取り上げられたりプロアングラーの方が新ルアーのプロモーションビデオを撮りに来たりと、釣果には期待が持てます。
この日の川の様子は、全体的に濁りがあり、田んぼから流れてくる泥水を排出している流れ込み周辺では特に濁りが強く、ナマズ釣りにとっては好条件。今回使用したタックルですが、ロッドがナマズレンジャーCT-66、リールはアブガリシア2500C、ルアーはキャタピークリッカーを使用しました。
デイゲームでの注意点
夏のデイゲームはとにかく暑いです。気温もそうですし、何より日光により体力を消耗します。ここで恐れなくてはならないのは熱中症です。
釣りに熱中しすぎていると水分を取るのを忘れてしまったり、長い時間日向にいてしまったりと、気付かぬ内に熱中症になる恐れがあります。デイゲームでは日焼け対策や、適度な水分補給、帽子の着帽、長時間日向にいないことを心掛けて釣りをしましょう。
また、夏には草が多くなり虫も多くなります。暑いですがなるべく肌の露出は避け、毛虫、マダニなどの毒虫対策もしっかりしていきましょう。
「岸沿い」でナマズ1匹目
今回は一日中釣りをする予定なので、下流から上流へポイントを探りながら釣りをしていこうと思いました。はじめに訪れたポイントは、ウィードが沢山ある用水路です。増水、濁りの好条件の中、まずは岸側沿いを通します。
1投目をキャストして巻いてるいると、途中でバコッとバイトがありますが乗りません。そのまま巻いてくると、先ほどの場所からもう少し離れた場所でもう一度バイト。今度はフッキングが成功しました。そのままランディングをして本日1匹目のナマズをキャッチすることができました。
このような狭い用水路ポイントでは、まずは岸側を攻めることが重要です。ナマズは地上から落ちてくるカエルや虫などの獲物を待っていることが多いためです。その後も同じように岸側を攻めますが1匹目が暴れたせいでしょうか、まったくあたりが出ません。こんな時は場所移動も一手です。
「流れ込み」で2匹目
続いてのポイントは流れ込みです。まずは流れと同じ方向にルアーを流します。
すると流れ込みに向かって泳いでいた個体が反応しましたが、バイトはしません。流れ込みに投げ、流れに任せるというなんともシンプルな釣り方ですが、これが私が思う流れ込みで一番釣果を出せる攻め方だと思います。
何度か投げていると流れ込みの落ち込みからルアーが上がってきません。まさかとは思いリールを巻くと、なんとナマズがフッキングしています。落ち込みで獲物が来るのを待っていたんですね。ランディングを成功させ本日2匹目を釣り上げることができました。
流れ込みにいる個体は基本活性が高いので、しつこく粘ると急にやる気を出す個体も多いです。一度ダメならルアーチェンジをしたりしてもう一度狙うのも作戦だと思います。
「濁りポイント」で3匹目
ポイントを移動していると途中で田んぼから排出された水でとても濁っている部分を発見します。川の一部分だけ色が違っています。
まずは排出している流れ込みにむけてキャスト。すぐに反応はなかったのですが、濁った水のラインの上を通しているとすぐさまバイトがありました。が、乗りません。しかし足元でもう一度バイト。おそらく別の個体ですがフッキング成功で本日3匹目です。
このように濁りは活性を上げる好条件のひとつなので、濁っていたらとりあえずキャストをしてみるとナマズが濁りの中で獲物を探している場合が多いです。
ナイトゲームスタート
夜行性のナマズは日中のデイゲームでは獲物を待つことが多いですが、日没後ナイトゲームでは積極的にナマズが獲物を探して動き始めます。そのためデイゲームとポイントは同じでも攻め方はかわってきます。
夕マヅメはチャンス
また、ナマズ釣りは夕マヅメが1番釣れやすいです。なぜなら人がギリギリ目で魚を確認できる時間帯でもありナマズが活発的に動く時間でもあるため、ナマズを簡単に見つけることができてサイトフィッシングができるからです。
デイゲームとはポイントを大きく変更し、川幅の広いポイントへやってきました。今度は、ナマズに自分からルアーを見つけさせる釣りをします。ルアーをなるべく遠投し、広い範囲でゆっくりと巻いてきます。すると自然にナマズがルアーを発見して、バイトしてきます。攻め方は人それぞれですが、私は「いつバイトしてくるかわからないドキドキ感」がある攻め方が一番好きです。