6月7日、コロナ感染防止対策を万全にして、久しぶりとなる磯へグレを狙って釣行した。当日は遠投で良型グレが連発して終わってみればグレ30~37cmを25匹と、梅雨グレを満喫できた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・谷脇英二郎)
串本の袋エリアで梅雨グレ狙い
当日、梅雨ぐれを狙うべく目指したのは南紀・串本の袋エリア。大阪から約2時間半のドライブだ。途中、エサ店のフィッシングベース海クンに立ち寄り、オキアミと配合エサを購入して混ぜ合わせ、現地に向かった。
釣友2人と横島へ渡礁
当日お世話になるかわばた渡船の港に到着すると、すでに久しぶりの磯釣りに心踊らせる多くの釣り人で賑わっていた。袋の磯は予約制となっており、場所の取り合いもなく安全に渡礁ができるので、初心者でもエントリーしやすいエリアである。
夜明けも早い時期と言う事で、4時半過ぎに出船。同行の釣友2人と一緒に、横島という磯に渡礁した。ジャンケンで釣り座を決めて、私は先端から釣りをする事となり、早速仕掛けの準備に取り掛かった。
早々に37cm頭にグレ連釣
まずは港向きの沈み根付近から狙ってみる事にした。まきエサを撒いてみるが、厄介な小サバのエサ取りは見えず一安心。すると数投目にきれいなアタリで30cmオーバーの真っ青なグレがシャープな引きを見せてくれ、幸先の良いスタートを切ることができた。
その後も同サイズが頻繁に釣れてくるが、上潮が滑り出し、仕掛けを流しにくくなった。そこで沖向きに狙いをシフト。磯際はタナが張り出しているので、遠投で狙っていくとすぐにアタリが出て、35cmのグレがタモに収まった。
続けて狙うとパターンにハマり、35~37cmが連発してライブウェルが賑やかになってきた。ここで釣り座をかわる事にし、船着へと釣り座を構えた。ここは磯際では型が小さく、遠投で型が揃うと言ったパターンであったが、この頃から向かい風が吹き出し苦戦を強いられた。
磯釣りゲストともご対面
時折、強烈な引きでアオブダイやサンノジ、イスズミ、アイゴといったパワフルなゲストも釣れ、強烈な引きを楽しんだ。先端に入った釣友も順調にグレを釣り上げており、久しぶりの磯釣りを楽しんだ。
当日、磯際には20cmクラスのコッパグレが多く、遠投すれば良型が交じると言った典型的なパターンで、サイズアップに成功。遠投でまきエサとさしエサがうまく同調すると、高確率でグレが目視できるぐらいまで浮き上がるほどだった。