昼間は岩陰や護岸のすき間などにジッと身を隠しているメバル。暗くなった時間帯はまさにプライムタイム。今回は木更津エリアの、船での夜メバル釣りについて解説。
(アイキャッチ画像提供:宮川丸)
夜ルアーメバル釣りのタックル
夜メバルのルアータックルを紹介する。
ルアー
主に使用するのは2inch前後のソフトルアー。2g前後のジグヘッドと組み合わせて使用する。
ジグヘッドとソフトルアーの性能を最大限発揮させるためには、まっすぐになるように装着することが重要。事前に装着しておいて準備しておくといいだろう。
タックル
タックルは図参照。2g前後のルアーをストレスなくキャストすることができるロッドが必須。そのため、専用品かアジング用、エリアトラウト用などのウルトラライトアクション~ライトアクションが基本。
キャスト
投げる釣りなので、飛距離が重要と思われがちだが、まずは狙った場所にしっかりと投げることがが飛距離以上に重要。
陸っぱりの釣りとは違って、ある程度狙うべきポイントのそばまでは船で近付くことができるので、飛距離は二の次でOK。それよりも揺れる船上で確実に狙った場所にルアーを通すことが大事。
レンジ
エサ釣り同様、「レンジ」(いわゆる「タナ」)がと重要。そのために、ぜひ覚えてほしいのが「カウントダウン」という方法。
キャストしたあとの「着水→着底」の時間をカウントして、大まかなタナを絞り込んでいく。例えば、10秒で着底したとすれば、中層を狙うなら5秒、底付近を狙うなら8~9秒などといった具合に、絞り込む。
注意してほしいのは、「同じ速さでカウントすること」。カウントの速さが毎回違うと、同じ場所を狙うことができず、ヒットレンジを絞り込めないので注意。
夜釣りの注意点
必須アイテムと夜釣りの注意点を解説する。
必携アイテム
船上は照明がついて明るいが、やはり手元は暗くなる。両手がフリーになるようなヘッドライトやチェストライトなどを忘れずに持っていこう。電池のチェックも忘れずに。
また、陸っぱり同様に海面を照らすのはNG。
乗船・下船時
通いなれた船着き場でも暗いので足元には十分に注意。この時期は凍っていることも多いので特に慎重に。