年が明けた1月5日、静岡県沼津市の「海上釣り堀まるや」に初釣りで訪れた。2020年を占う釣行は、マダイがツ抜けにワラサ4匹と見事に竿頭を取ることが出来た。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉本隼一)
青物放流でワラサ5連発!
午前10時頃になると大きなワラサとカンパチが放流された。すぐに隣のお客さんにヒット、青物の活性が上がってきたようだ。
そしてなんと私の掛けたワラサに数匹の青物が追尾しきている。魚をタモに収め、素早く銀兵を投入する。
あっという間にウキが沈み、強烈な引きに変わる。巻いては出されてを繰り返して上げてきたのは4kgほどの丸々としたワラサだった。素早く針を外して、次の1匹を狙う。
その後は、銀兵とペースト漬けカツオの切り身をローテーションして、怒濤の5連発。大事なのはしっかりと誘いを入れることだ。活きエサ、死にエサに限らず、動かすことで魚の興味をひくことができる。
今回は、少し横に引っ張って止めるを繰り返すとウキが沈む状況が連発した。パターンを掴み、ワラサ4匹、カンパチ2匹の計6匹を釣ることが出来た。しかも連続で青物が掛かることで腕がパンパンになる嬉しい筋肉痛のおまけ付きだ。しかし少し休憩をしていると青物のフィーディングタイムが落ち着いてしまった。
誘い上げ&落とし込みがアタリ
青物が落ち着くと入れ替わるように再びマダイとシマアジの活性が上がってきた。練りエサ数種類と青イソメをローテーションすることでコンスタントにアタリが出るが、食いが渋くなかなか針掛かりしない。
そこで少しエサを誘い上げてから再びゆっくりと落とし込みアプローチをしていくと、再びヒット!
どうやら動くものに強い反応を示しているようで、動かさずにそのまま待っているだけではアタリが全くでないようだ。
イケスの外でホウボウをゲット
午前11時半過ぎになると、先ほどとは打って変わってアタリが全く無くなり沈黙してしまった。そこで持参した一つテンヤをイケスの外に落として遊んでみることに。
まるやのイケスの外は、水深約30m。ボトムまで落としたらふわっと持ち上げて再び落とし、着底したら少し間を置いてからまた持ち上げる動作を繰り返した。すると、フォール中にコンとアタリが。
合わせるとそこまで大きくなさそうだが魚がヒット。ゆっくり巻いてくると姿を見せたのは、まさかのホウボウ。嬉しいお土産を確保した。