2020年の初釣りとして、釣り友3人と神奈川県金沢八景の忠彦丸「沖のウィリー五目船」へ行ってきた。最近の釣況は、イナダ、マダイ、アマダイを状況によって狙うため、それぞれの仕掛けを用意して挑んだ。結果は、まさかの東京湾で大型ブリのキャッチに成功!新年早々おめでたい!
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・灰野 広武)
忠彦丸で沖のウィリー五目船
1月5日、電車で神奈川県金沢漁港の忠彦丸へ。出船時間は都心からでも始発便に乗れば、余裕をもって間に合うように設定されている。また最寄りの金沢八景駅からの送迎もあったりと、電車釣行派にもとても優しい船宿だ。
受付を済まして船に乗り込むと、予報が良くないからか片舷5人と乗客は少なめ。筆者は、左舷みよしに釣り座を構えた。沖のウィリー五目では、オキアミコマセが支給されるので、つけエサはここから拾って使う事が出来る。凍った状態で配られるので早めに海水に浸けて解凍しておきたい。
まずはイナダの入れ食い堪能
当日使用したカゴは、60号のFLサイズ。仕掛けは、出船前に船長が使用する種類を教えくれるので、もし持っていなかったり数に不安があれば船宿で購入することもできる。
7時15分頃に出船し、まずは港から15分程の近場ポイントにてイナダを狙う。ここではバリバスハードトップハリス4号4.5m3本針の「吹き流し仕掛け」を使用した。
仕掛けを投入し、船長からの指示ダナで待っているとすぐに本命がヒット。その後も入れ食い状態で開始から1時間も経たずにバケツがいっぱいになった。釣り友には、嬉しいゲストで良型のメバルもヒットしていた。
続いてマダイ狙いへ
早くも充分な量のお土産を確保したところで、次はマダイポイントへ移動。まずは、「バリバスハードトップハリス3号8mの仕掛け」を使用、指示ダナまでビシを落とした後、5m上げてアタリを待つ。
この時ビシを落としすぎると魚が警戒してしまうため、タナを正確に合わせる必要がある。例えカウンター付きのリールを使用していても、道糸のマーカーを見ながらキッチリ合わせよう。
しばらくは渋い状況が続いていたが、数回目の流しで隣の釣り友に大物がヒット!3分ほどやり取りを行うも、残念ながら船底にラインが擦れてしまい道糸からラインブレイク。
仕掛け変更で大物ヒット!
これを見て、急遽持ち合わせていたバリバスハードトップハリス4号とマダイ針で「10mの太仕掛け」を作り投入。すると程なくしてアタリがあり、引き込まれるまで一呼吸置いて合わせると強烈な抵抗が始まった。
これはデカい!
大鯛の場合はドラグは緩めに設定し、最初は無理せず走らせるのが良いとアドバイスをもらったので、まずは耐えるが一気に30m程ラインを出されてしまった。
電動リールがパワー負け?
そこで何とか止まったので寄せようとするが根掛かりをしたかのように動かない。数分その状況が続いたが疲れてきたのか徐々に巻けるようになった。ただ電動リールがパワー負けしてしまうので、本来はテンションが抜ける危険があるので控えるべきだが、やむをえずポンピングで徐々に寄せていく。
船長が同乗の釣り人の仕掛けをあげて、やり取りの環境を整えてくれる。周りの釣り人も見守っていてくれている。これは何が何でもサカナの顔を拝まなければならなくなった。