12月上旬にアメリカハワイに釣行した。ファミリーフィッシングにも最適なちょい投げ&エビ釣りの模様をお届けしよう。
(アイキャッチ画像提供:週間つりニュース関東版 APC・野田栄)
子供も満喫
まずは、大阪から来た国分さんの息子からスタート。すぐにアタリはでるがバラしの連続。父親も同様エサを取られる。京都から来た三木さんファミリーも同様。5分ほどが経過したところで、釣友が25cmオーバーを上げる。彼は日本では釣りをしないのだが、この釣りは3回目なのでコツを思い出したようだ。
この辺りから皆が慣れ始めたようで、三木さんの妻が25cm級。続けて国分さんの息子も同級。父親も釣り上げるが20cmオーバーのテラピア。
置き竿にしていた三木さんの娘にも20cm級が上がり大喜び。最初はエビが怖くて触れなかったが、釣れたら嬉しくポーズを決めてくれる。
その後も投入すればアタリがでての入れ掛り。三木さんの父親はシイラを釣るルアーマンだが、この釣りに慣れるのに苦戦しながらも25cm級を上げている。私は大物狙いで置き竿に。エビ釣りで使用している渓流竿、スズキ16号に似たサイズのハリ、エサは釣ったエビをむき身にしてぬい刺す。数分後、アタリがでて竿を引き込まれるがバラシ。
コイ科の大物がヒット!
その5分後、穂先にアタリがでたので、竿を手に持ち送り込む。しっかりとハリ掛かりさせるが「ここには大ナマズがいるので今回もそれかな」と思いやり取りを開始。しかし、いつもとは引き方が違う。テリーは「竿が折れそうなので気を付けて。もっと太いものにすればよかったのに」と声をかけてくれる。リール竿ではないので、身体の上下動を使い、強烈な引き込みに対処しながら浮上させるとウロコが見える。
テリーが「今まで釣れたことがないよ」とランディングをサポートしてくれた。90cmの巨大魚はコイ科の魚のようだが、テリーも名前は分からないという。
ファミリーフィッシングに最適
このように誰でも手軽にできる美味しいエビ釣りだが、養殖池でも天候や水色、入水の流れ方で釣れ方が変わるので、毎回違う面白さがある。
【国分さんからの感想】
「子どもと一緒だったので最初は不安でしたが、丁寧に教えていただいたのですぐに釣り上げることができました。ゆっくりとウキが沈んでから引き上げる快感は最高で、たまに交じる魚の引きが面白いですね。子どもはランチよりも釣りに夢中で頑張って20尾くらい釣ったようです。釣ったエビの炭火焼きがとても美味しいですね。こんなエビはなかなか食べられないです。次、またホノルルに来る時、子どもは『絶対に行く』と言いそうです」
【三木さんからの感想】
「エビ釣りをあまく見ていましたが、奥が深くとてもいい体験でした。妻も子どももとても楽しかったようで『またぜひ参加したい』との事でした。いい時間をありがとうごさいました」
<週刊つりニュース関東版 APC・野田栄 /TSURINEWS編>