GW中は不安定な釣果が続いた大阪湾のチヌ落とし込み・ヘチ釣りでしたが、いきなりGWの翌週から爆発した釣り場が!北港の夢洲スリットでは慣れた常連さんなら連日20匹、30匹の釣果が聞かれるように!しかも大型が数上がるという産卵明けの食い始めの特徴が見られ、まさに大阪湾は盛期に突入といった感じられるようになってきた。
最終釣果は26匹!
この日は青物やマアジ狙いのお客さんがかなり多くて赤、白灯台先端付近は満員。そしてカーブ付近もルアーマンや際を歩き回るテクトロマンもいたので、私が釣っていた場所はカーブから白灯台の手前までの間だ。
その間に私だけでなくヘチ釣り師も数名いて、そこそこ釣っていたので、この日はいかにチヌの活性が高かったかが分かる。人が少ない平日の様な状況ならさらにすごい数が釣れただろう!
この日もやはり夕方が干潮で、午後からアタリもどんどん減っていき、夕方はさっぱりな状況となったが、26匹と今シーズン初の爆釣に満足な一日だった。
今後の動向
注意すべき2点を以下にまとめた。
海況に注意
最盛期に突入し、今後は安定して釣れることが多いのだが…やはり釣れない時も。例えば北や東寄りの風が強く吹き、海がベターッと湖のようになってしまいオマケに潮が透け透けだと極端に釣れなくなったりもする。大阪湾は南西から西寄りの風がベスト。それと当たり前だが、イガイの層がある程度浸かる潮の高い時間帯がいい。
イガイの付着は少ない
そして気になるイガイだが、当初今シーズンは付着が遅れてるだけかと思っていたがかなり付着が少ない。成長もいまだに遅くて小粒な物が多く、神戸港には壁に付着すら見られない堤防もあった。
今後、猛暑に大雨、台風等ですぐに落ちてしまわないか心配だが、今のところはまだなんとか大丈夫なので皆さん、大阪湾の沖堤防に出向いてヘチ・落とし込み釣りを楽しんでいただきたい。
<大田徹/TSURINEWS・WEBライター>