投げ釣りで25cm頭に良型キス26尾 針先チェックは忘れずに【長崎】

投げ釣りで25cm頭に良型キス26尾 針先チェックは忘れずに【長崎】

たまには嫁さん孝行しようと、5月半ばにキス狙いで釣行した。福岡県飯塚市の自宅を午前3時半ごろに出発。途中、まるきん糸島店に寄って岩虫・青ケブと氷を購入し、長崎県松浦市の鷹島へ向かった。

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海釣り 投釣り

神崎の海岸で投げ釣り

目的地である神崎の海岸には6時すぎに到着。まずは妻のタックル準備に取りかかり、アタリがダイレクトに伝わる遊動テンビンを用いた2本バリ仕掛けをセットし手渡した。また、青ケブはハリに付けやすいように石粉をまぶした。

投げ釣りで25cm頭に良型キス26尾 針先チェックは忘れずに【長崎】タックル例

2色で18cmシロギス!

潮位が高い中、6時40分ごろから妻は釣りを開始。ちなみに干潮は午後1時ごろ。仕掛け投入地点は約3色 (1色=25m)のところ、そこから攻めてみた。妻の探り方は、サオ先で仕掛けをゆっくり1m程引っ張って5~10秒くらい止め、魚に食わせの時間をもたせる。そして、アタリがなければリールを巻きながらサオ先を元の位置に戻し、これを繰り返すのだ。

すると、残りのイトが2色に変わる直前でアタリをキャッチし、18cm級の本命をゲット。2投目は、2色に入ったところで魚信をとらえ同型をキープ、幸先よいスタートだ。

投げ釣りで25cm頭に良型キス26尾 針先チェックは忘れずに【長崎】18㎝のキスをゲット

筆者は1色半で25cm級!

一方の私は、遠投置きザオと手持ち用のタックルを完成させ、7時15分から釣り開始。遠投用は4色半の位置に仕掛けを投入し、ドラグをフリーにしてアタリを待つことに。

投げ釣りで25cm頭に良型キス26尾 針先チェックは忘れずに【長崎】タックル例

そして、手持ちのサオには岩虫をタラシ1cmくらいとって装着し、妻から70m程離れて沖に浮かぶブイとブイの間に仕掛けを投入。イトフケを巻き取り、約3色の位置から妻と同様の探り方で攻めてみた。

すると、1色半のところでサオをひったくるアタリ。すかさずサオ先を送り込み、ラインを少し緩めて次の魚信を待った。約10秒後、ラインがピーンと張ったのでアワせると25cm級の良型が上がってきた。

投げ釣りで25cm頭に良型キス26尾 針先チェックは忘れずに【長崎】25㎝の良型をゲット

2色を重点的に攻める作戦へ

これまでの釣果から本命の居所は2色ラインと推測。そこでキスを散らさないためにも仕掛けの投入地点は居所よりも沖合とし、2色ラインまで早巻きしてそこからじっくり探っていく作戦で攻めてみることにした。

すると、私の2投目に2色ラインで23cm級の本命がヒットし、すぐに妻も同ラインで23cm級を抜き上げた。この日は軟らかめのサーフロッドを使用しており、20cmオーバーが食ってくると引き味十分で面白くてたまらない。

それからも同ラインを攻め続けてぽつぽつと本命をキープしたが、外道の活性も高く、足裏級のチャリコ(小ダイ)1尾以外は全てリリースした。なお、置きザオにアタリはなく、手持ちザオで集中して遊ぶためにも早々に片付けた。

日比港に移動して追い釣り

9時すぎ、アタリが遠のいたので日比港に移動し、約1時間半投げて25cmと23cmをキープ。そして、5月5日に釣行した佐賀県肥前町・阿漕の状況が気になっていたので再び場所移動を決断。

現地入りしたのは正午前。干潮1時間前の中、手早く妻のタックルを組み上げ手渡した。その1投目、2色ラインを探って16cmをゲット。2投目も同ラインで同型がヒットしたが、ちょっぴり不満サイズなので妻は釣座を10mほど右に移動すると、20cmオーバーが2連で釣れてニンマリ顔だ。

釣れたのはやはり2色ライン。私もタックルの準備が完了したので、妻から10mくらい離れて釣り始めた。約3色投げてサビいて探っていると、2色ラインでサオ引きのアタリがあり23cm級がアタックしてきた。

釣果の秘訣は針先

それからもぽつぽつと本命を追加したが、一帯は根掛かりする場所もあり、岸から15m程の位置には急なカケアガリが存在し、掛けたキスをバラしてしまうこともあった。

また、妻が「さっきからアタリがあるのに魚が掛からん!」と言うので、仕掛けを交換すると釣れるようになった。原因はハリ先の鈍りにあったようで、常に海底に接した仕掛けをサビく釣りではよくあることだ。

そして15cm以下でハリをのんでない個体は優しくリリース。また、本命の気配が薄くなれば釣座を移動しながら釣り歩き、いくらかのお土産をクーラーに入れ午後3時に納竿した。