「なんであの人はコンスタントに釣れるんだろう?」そう思ったことがある人は少なくないはず。前回は釣れている人をPICKUPしたが今回はその逆を取り上げる。常に釣り人を見ている船宿の船長に聞いた、「釣れない人」の特徴をまとめてみた。
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目次
5位 手返し悪い人
手返し悪い人はエサを水中に入れている時間が短くなるので釣れない。
また、手返しが悪い人は仕掛けを絡めるなど悪循環に陥る。○○釣りなんて…と言わずに釣り場に繰り出すことが大切。意外な発見があり、引き出しが増えることも。
自分自身にどの項目があてはまるか確認していただきたい。もしあるのであれば改善することで釣り上手に一歩近づけるかも。
4位 道具の扱いが雑な人
道具の扱いが雑な人は、リールや竿が沖で壊れて釣りにならないとか、ラインが古くてブチブチ切れるなど、釣り以前の問題の人も稀にいます。
しかし意外と多いのはこれでいいかとハリスやミチイトの小傷放置、ハリ先の鈍ったものをそのまま使っている人。チリツモで結果に差が出ます。イカは特に顕著な差が出るので注意。仕掛けもエサもこまめに変えることをおすすめします。
3位 釣り方があってると勘違いしてる人
自分の釣りが正しいと、過剰な自信を持っている人です。釣果は場所や天候や海況など、多くの要素が様々に絡み合って決まってくるものです。
1回で覚えたつもりが実は魚を散らす結果になったり、トラブルを増やす結果にも繋がります。
船長や常連さんにどんどん聞いて覚えていくのが◎。船長と仲良くなるのが、釣りの腕前の上達への近道だ。
2位 集中してない人
仕事や遊び、どんなことでも【集中してる人>集中してない人】ですよね。釣れないからとボーッとしていればアタリが取れない、アワセが遅れる、ライントラブルや傷を見落とすとデメリットしかありません。厳しい状況こそ引き締めた方が釣果に繋がります。
飽きちゃうよという人はほかの仕掛けや釣り方にチェンジして気分転換するがお勧め。試行錯誤を繰り返すことにもなって一石二鳥です。
1位 言うこと聞かない人
当然といえば当然ですが、釣れる人の1位の逆になりました。そもそも言うことを聞かない人のはさまざまトラブルをおこしたり、親切に釣れる釣り方を教えてくれたりとせっかくのチャンスを放棄するようなのもの。
船の上ではちょっとしたことが事故に繋がることが可能性が高くなります。船長の言うことは聞いておくことが基本です。
うるさいなと思わず素直に聞いてみるとあっさり釣れるかもしれません。
船長に効いた釣れない人の5選
1位 言うこと聞かない人
2位 集中してない人
3位 釣り方があってると勘違いしてる人
4位 道具の扱いが雑な人
5位 手返し悪い人
茨城日立港久慈漁港・釣友丸 若林正行大船長の場合
・「釣りにきて楽しめていない人かな。すべてが適当になる」
・「あのときはこれで釣れたからこれだって決めつける、頭の固い人かな」
釣友丸
茨城日立港久慈漁港
茨城那珂湊・かもめ丸 岡部喜代治大船長の場合
・「やる気なく誘ってる人。こっちから見ててもあーあの人やる気ないなってわかっちゃう。」
・「寝不足や疲労が残った人。当然普段より集中力ないしミスやトラブルが増える。寝不足は船酔いの原因で一番だめ。」
・「タナとか指示しても守らない。つまり言うこと聞かない人。せっかくいる水深を教えてるのに違うところでやってたら釣れないよね。」
・「古いくてツヤのない仕掛けを使う人。特にイカは顕著に出ます。人間だってピチピチの子に目が行くでしょ。リールの糸巻き量をカウンターだけ見て実測を分かってない人。結果的に言うこと聞かない人になってる。道具はちゃんとメンテナンスや確認してください。」
東京湾横浜山下橋・黒川本家 黒川剛俊代表の場合
・「一番ダメなのはこっちがこうやって釣るんですよと教えてもまったく言うこと聞かない人。船長も教える気は失せてしまう」
・「基本ができてないままいろいろなところに行って知識がぐちゃぐちゃになってる人がいる。中途半端な状態で覚えることはよくない。わからないことは聞こう。」
・「厳しい状況で釣れないからってだらっとしてる人。繊細なアタリを逃したりトラブって実釣時間が減ったりで余計釣れなくなる。」
・「最初はしょうがないけど手返し悪い人は投入回数が減る。エサが水中にいる時間が減るから釣れるものも釣れない」
▼この船について
黒川本家
エリア:東京湾(横浜)エリア
出船港:新山下港
<四家/TSURINEWS・関東編集部>