ロッド4本とリール3台で一年中釣りができる? 陸っぱりルアー釣り師が考えるタックルの最適解

ロッド4本とリール3台で一年中釣りができる? 陸っぱりルアー釣り師が考えるタックルの最適解

一年を通して陸っぱりのルアー釣りをやろうとするなら、タックルは何組必要か。春はメバリング、アジング、チニング。夏から秋にかけてはチヌに加えてサゴシやタチウオなどの回遊魚も気になり、冬になれば再びライトゲームが面白くなる。主に小物狙いで、釣果優先で考えるならば、筆者が導き出す解はタックル4組である。必要以上に道具を増やさず、一年の釣りを楽しむためのタックル構成を考えてみたい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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ショア ソルトルアー

一年を通して釣りを楽しむためのタックル構成

陸っぱりの釣りは、季節や釣り場によって対象魚も必要な道具も変わる。春のメバル、アジ、チヌから、秋のサゴシやタチウオまで幅広く狙うなら、それぞれに合ったタックルを用意したくなる。

しかし、対象魚ごとに専用ロッドを揃える方法は、費用がかかるうえ、釣り場に持ち込む道具も増えてしまう。大切なのは、専用性が必要な釣りと、ほかの用途に流用できる釣りを分けて考えることだ。

ロッド4本とリール3台で一年中釣りができる? 陸っぱりルアー釣り師が考えるタックルの最適解メインの釣り物をまず設定して考える(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

軽量リグを扱うライトゲームと、重いルアーを投げるLSJでは、求められる性能が大きく異なる。一方、チニングロッドは、適合するルアーや仕掛けの範囲内であれば、湾奥のさまざまな釣りに応用できる可能性がある。すべてを一本に集約するのではなく、役割の異なるロッドを組み合わせる。それが、無理なく釣りの幅を広げるための基本となる。

ライトゲーム用タックルは欠かせない

まず確保したいのが、アジング用とメバリング用のライトゲームタックルである。どちらも軽量なリグを扱う釣りだが、狙い方や必要になるロッドの性格には違いがある。アジングでは軽いジグヘッドを操作し、小さなアタリを捉えて掛ける性能が重要になる。

一方、メバリングではジグ単だけでなく、プラグや少し重めのリグを使う場面もあり、狙うポイントや釣り方によって必要なロッドの性格が変わる。もちろん、一本のロッドで両方を楽しむこともできるが、どちらも頻繁に釣るなら、それぞれに一本ずつ用意しておくと快適だ。

ライトゲームは軽い仕掛けを使うだけに、ロッドの違いが操作感に表れやすい。釣り方に合った道具を使うことで、アタリを取りやすくなり、釣りそのものも楽しみやすくなる。春のメバリングから秋冬のアジングまで、出番が多い二本は、年間を通じた釣行の土台となる。

LSJ用タックルで回遊魚を狙う

三本目として用意したいのが、LSJ用のロッドである。沿岸の回遊魚を狙う場合、ライトゲーム用ロッドでは対応できないルアーウェイトや、魚とのやり取りに必要なパワーが求められる。メタルジグを遠投して広い範囲を探る釣りでは、ロッドの適合ルアーウェイトだけでなく、キャストのしやすさや長時間振り続けられるかどうかも重要だ。

ロッド4本とリール3台で一年中釣りができる? 陸っぱりルアー釣り師が考えるタックルの最適解やはり欠かせないLSJロッド(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

LSJ用を一本独立させておけば、チニングやライトゲーム用のタックルとは明確に使い分けられる。回り物を狙う機会が増える秋にはもちろん、ハードロックフィッシュなどを狙う場面でも活躍する。

湾奥の釣り物にはチニングロッド

四本目として加えたいのが、チニングロッドである。チニング用のロッドは、チヌを狙うためのボトムゲームやワームの操作に適しているが、使い方を工夫すれば湾奥のさまざまな釣りに流用できる可能性がある。

ロッド4本とリール3台で一年中釣りができる? 陸っぱりルアー釣り師が考えるタックルの最適解シーバスとも兼用できるチニングロッド(提供:TSURINEWSライター・井上海生)

たとえば、比較的軽いルアーを使うシーバスゲームや、小場所での釣りなど、長いロッドでは扱いにくい場面で選択肢になる。LSJ用ロッドほどのパワーは必要ないものの、ライトゲーム用では少々力不足という釣りにも対応しやすい。

ロッドだけでなくリールの数も考える

一年陸っぱりを楽しむために、タックルを四組。そんなところだろう。エサ釣りにもそのまま流用できる。

では、ロッドを四本用意するとして、リールも四台必要なのだろうか? ここは予算や釣行スタイルによって考え方が変わるが、2000番、2500番、4000番の三台を基本にする構成は現実的な選択肢となる。2000番はアジングなどの軽量なライトゲーム、2500番やチニングとシーバスやエサ釣りなど、やや幅広い用途を担わせる。4000番はLSJ用として、遠投や回遊魚とのやり取りに備える。

筆者の実用的な運用例を挙げると、2000番には三個のスプールを持っている。PEライン0.1号でジグ単、PEライン0.3号でプラッギング、エステル0.25号でアジングだ。マルチスプールオペレーションにより、かなり多面的な展開も可能となる。参考にしてほしい。

<井上海生/TSURINEWSライター>

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