高滝湖は房総半島の中央部に位置し、千葉県市原市の養老川に建設された高滝ダムによって堰止められたダム湖。しばしば氾濫していた養老川の治水、及び京葉工業地帯の人口増による生活用水の確保など、多目的なダムとして平成2年に完成した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版・APC・藤崎信也)
冬でも比較的暖かい高滝湖
高滝湖観光企業組合により管理されている。レンタルボートが用意され、夏はブラックバス釣り、冬はワカサギ釣りなどがおこなわれている。養老川は、千葉県では少ないアユ釣り河川としても知られている。
5束、10束といった大釣りできるわけではないが、千葉県民にとっては数少ないワカサギ釣り場の1つ。いい人でも、200~300尾ほどの釣果だ。それでも、気候に恵まれた房総半島なので、気温が氷点下になることは少ない。晴れた日なら比較的暖かく冬の釣りが楽しめる。高滝湖は養老川の一部であるため、養老川漁協の遊漁券が必要で、高滝湖観光企業組合で購入できる。
ワカサギ釣りの漁期は、例年なら10月の第2土曜から翌年3月末までだが今年は解禁日未定。ボート釣りとドーム桟橋で釣りができるが、時期により出舟時間などが定められているので事前に確認のこと。
ボート釣り&ドーム桟橋
ボート釣りは、湖全域を魚探で確認しながら自分で釣り場を決定できる。実績のある場所にはロープが張られているので、それに係留して釣りをする。アンカーを使用したい人は、持参することが必要だ。ボートは1~3人乗りが用意されている。エレキやバッテリーのレンタルもあるので、漕ぐのが苦手な人などにお勧め。
上流部の様子(提供:週刊つりニュース関東版・APC・藤崎信也)ドーム桟橋は、桟橋にビニールハウスを被せたような場所で釣りをする。ポイントが限定されるため、群れの回遊状況で釣果が左右される。寒いのが苦手な人やボートを漕ぐのが苦手な人、雨天、強風時にお勧め。
高滝湖は最深部でも6mほどしかない。タックルは小型スピニングリール用ロッド、電動リール、手ばね竿と選択肢は広い。手ばね竿を軽快に操作して、次々にワカサギを釣り上げる様子は尊敬に値する。
仕掛けは、袖バリ0.8~2号または秋田狐バリ0.5~1.5号の5~7本バリ仕掛けが手返しよく釣りができる。オモリは、0.5~2号(2~7.5g)をその日の状況により使い分ける
エサは、紅サシが基本だが、白サシ、赤虫でも食ってくる。
底釣りが基本
高滝湖は、温暖な房総半島の中央部に位置するため、底釣りが基本ではあるが、群れが少し上ずることも多い。食わないようなら、タナを少し上げてみると、食ってくることがある。魚探を確認しながらタナを見きわめよう。時には、ワカサギのナブラが立つこともある。そんな時は水面直下が狙いめだ。
釣り方は、ほかの釣り場と変わらない。仕掛けをタナまで下したら、まずは空アワセを入れてみる。魚が付いていなければ誘いを入れる。竿先を何度か5~10cm上下させる。その後止めている時間を3~10秒程度作る。その繰り返しだ。
加茂橋を望む(提供:週刊つりニュース関東版・APC・藤崎信也)食ってこなければ、50cmほど上げてナチュラルフォールさせてみる。ワカサギは、上から落ちてくるエサに反応する傾向にあり、反射的に食ってくる。水深が浅いので多点掛けは狙わず1尾ずつ取り込み、手返しよく釣るほうが釣果は伸びる。
高滝湖は駐車場やトイレが整備され、周辺にはコンビニや飲食店も多い。都内や神奈川県内からは、アクアラインを通ればあまり時間がかからない。道具のレンタルや仕掛け、エサの販売もしているので、手軽に釣行できる。何も持っていない人には、「ワカサギ釣りセット」も用意されている。家族釣れやカップルにもお勧めの釣り場だ。ドライブや観光のついでに立ち寄ってみるのもいい。
<週刊つりニュース関東版・APC・藤崎信也/TSURINEWS編>
高滝湖



