ボートエギングといえばティップランが主流だが、風がなく船が流れない日はどうする?そんなときに有効なのがキャスティングだ。船の流れに合わせたエギの操作やアタリの取り方など、アオリイカ攻略のコツを紹介する。
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ボートエギングの魅力
今回紹介したいのはボートエギングだ。ボートからのエギングというと、真っ先に思い浮かぶのが前述のティップラン。重量級のエギでディープエリアを直撃し、ティップでアタリを取るのだが、現在のボートエギングの主流はこちらといっていい。
だがティップランは風がないと成り立たない。そんなときはどうするか。それはずばりイカダと同じキャスティング。これができれば、ボートエギングの幅がぐっと広がる。というか、ティップランが世に出る前は、このキャスティングがボートエギングの主流だったのだ。
キャスティングで狙う(提供:TSURINEWS編集部)タックル
タックルはイカダで使うよりもさらに短めがお勧め。イカダよりさらに狭いボート上では、短いサオほど扱いやすい。他はイカダや陸っぱりと同じ。エギもウエートアップアイテムがあれば、十分対応できるが、イカダよりも重めのシンカーも用意しておきたい。
エギ
エギは2.5~3.5号まで用意しておこう。イカの成長は早い。秋が深まるとキロアップも出る可能性がある。大きめのエギも必須だ。
秋深まればキロアップも(提供:TSURINEWS編集部)釣り方
船がポイントに到着したら、やはりポイントは陸向きになる。イカダと同じく、手前にくるほど水深が深くなる傾向があるので、エギはしっかり底を取れる重さにしておこう。
ここで大事なのは、イカダや陸っぱりと違いアンカリングしない限り、船が流れるので常に自分も動いているということ。そして自分がどの方向に流れていっているのか、しっかり認識すること。エギを真下に落とし、ラインがどの方向へなびくか確認し、キャストは流れる方向へ行うのが基本だ。
例えば陸に向かって船が左へ流れているとする。すると、キャストする方向は左斜め前。底を取ってシャクリを繰り返していると、ラインの方向は徐々に自分の正面にきてやがて右方向へなびいていくことになる。
流れるスピードによるが、左斜め前にキャストして足元まで誘ってきたら、右側からエギを回収する形が理想だ。
この船の流れるスピードによって、エギのシンカーを調整するのが基本となる。速く流れれば重く、ゆっくり流れるなら軽くだ。
ラインの角度に注意
そしてイカダでも同じだが、アタリを取るために最も注意したいのがラインの角度。シャクった後にエギをフォールさせるわけだが、このときラインは張らず緩めずで、水面に寝ているラインを極力なくすこと。
そのためエギが遠くにあるときは、ロッドを高く構えてラインに角度をつける。これが手前にくるほど角度がつけやすくなるので、ロッドは徐々に低く構える。
ラインの角度で構える高さを変更(提供:TSURINEWS編集部)アタリは水面にラインが入っている辺りに注目する。ラインがピンッと弾かれたりスッとわずかに引き込まれたりする。あるいは張らず緩めずのはずが、急激にフケたりすることもある。これがアタリだ。ひと呼吸おいてアワせるといい。
ラインの動きを見てアワせよう(提供:TSURINEWS編集部)キャスティングエギング
ティップラン全盛期といっていいボートエギングだが、ティップランは万能ではない。無風地獄になると、手の打ちようがなくなることもある。そんなときにキャスティングのエギングができると、必ず釣果は伸びる。
この釣り方は秋のアオリイカだけではない。春の大型アオリイカにもそのまま通用する釣り方だ。春はアタリが少ないが、秋はアタリが多い。今秋キャスティングをしっかり覚えて、春のビッグワンを狙ってみても面白い。ぜひ挑戦を。
<TSURINEWS編集部>


