流し釣りが的中! レンタルボート五目釣りで20cm級キスが連発【津屋崎海岸】
福岡県の津屋崎海岸で、姪たちとレンタルボート釣りに挑戦。前半は珍しいバイ貝やヒイラギに歓声が上がり、後半は筆者が1人でシロギス狙いへ。流し釣りに切り替えると良型キスが連発し、約18匹を手にした。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・中山祐司)
津屋崎海岸でレンタルボート五目
姪たちと夏のボート釣りへ海水浴と釣りを楽しもうと、姪たちを連れて福岡県の津屋崎海岸へ出かけた。2年前の春以来の訪問である。今回はレンタルボート2psさんを利用し、3人乗りのボートを確保してもらった。午前7時、まだ暑さの残る砂浜へ向かうと、オーナーの髙田さんが出迎えてくれた。
ボートハウス2ps(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)今年は雨が少なく、海は珍しいほど透明度が高いという。
クリアな海(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)アドバイスをいただき、沖合に浮かぶ数隻のボートを目指して出航した。
流し釣り開始(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)姪たちは初めて着けるライフジャケットに少し戸惑っていたが、ナギの海を走り始めると歓声が止まらない。10分ほどで消波ブロックの沖合に到着し、アンカーを下ろした。
交通アクセス
電車・バスの場合は、JR鹿児島本線の福間駅から車で約15分。西鉄バス「津屋崎浜」停留所から徒歩。車の場合は国道495号から県道533号を経由し、津屋崎海岸へ。
ボート釣りのタックル
ロッド:パックロッド5.6ft
リール:小型スピニングリール
ライン:ナイロン8lb・100m
仕掛け:発光パール天秤10号
オモリ:ナス型8号
ハリ:がまかつ 船釣キスショートSP7号・2本バリ
エサ:青イソメ、ジャリメ
初のボート釣りで珍客バイ貝登場
姪たちは先日の赤坂海岸でタックルの扱いを練習していたため、今回は私がエサ付け係である。仕掛けは、お気に入りの発光パール天秤を使った誘導式の中通し仕掛け。8号のオモリに7号の2本バリをセットし、エサにはジャリメと青イソメを用意した。
姪たちの竿は、先日使ったチョイ投げ竿を縮め、テープで固定したもの。見栄えは少々悪いが、狭いボートの上では取り回しが良さそうだ。水深は10mほど。海底は見えなくなったものの、しばらくアタリがない。
すると左舷の姪から「何か重い」と声が上がった。恐る恐る巻き上げた仕掛けに付いていたのは、なんとバイ貝。ハリを飲み込んでいた。砂地の釣りではヒトデやシャコに出会った経験はあるが、私にとっても初めての珍客だ。思わず苦笑いしながら、何とかハリを回収した。
バイ貝ば釣れた(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)ヒイラギが連発するもキスは不発
次は小さな河口の沖へ移動した。今度は右舷の同行者にアタリが出て、手のひらサイズのヒイラギが一荷で上がってきた。目的のシロギスは姿を見せないものの、姪たちの笑顔から釣りの楽しさが伝わってくる。その後もヒイラギがポツポツとヒット。
ヒイラギの一荷(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)関東の堤防で釣れるものより大きなサイズだが、独特のにおいやトゲ、ヌメリがあり、私には少々扱いにくい魚だ。料理を楽しむ人もいるようだが、今回は大半をリリースし、少しだけキープした。キスが釣れないので私も竿を出してみたが、小さなチダイの幼魚が1匹釣れただけだった。
筆者にはチダイ(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)姪たちは海水浴、筆者は再出航
気温が上がってくると、姪たちから水遊びがしたいとの声が上がった。そこで、いったん砂浜へ戻ることにした。着岸するとオーナーの髙田さんが出迎えてくれた。
キスの穴場ポイントへ
釣果を伝えると、キスが狙える穴場のポイントを教えていただいた。ここからは、私1人で本気の釣りモードに入る。右舷方向に見える水産高校の入江を目指して再出航。10分ほどで目的のポイントに到着し、アンカーを下ろした。
水産高校の入江へ(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)20cm級シロギスと待望のご対面!
水深は12mほど。1本は5.6ftのパックロッドにスピニングリールを組み合わせ、少し投げて探る。もう1本は置き竿にしてアタリを待った。仕掛けを着底させて探り始めると、強い引きが伝わってきた。上がってきたのは20cmクラスのシロギス一荷!
やっとキスが釣れた(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)ようやく本命のお出ましに、ひと安心である。
20cmシロギス(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)キスが入れ食い
エサを交換している間には置き竿にもアタリが出た。すかさずアワセを入れると、こちらも20cmほどの良型キス。ここから入れ食いが始まった。
キスとヒイラギ(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)流し釣りに変更
ところが、しばらくするとアタリが途絶えてしまった。ポイントを変えるたびにアンカーを上げ下ろしするのも時間がもったいない。そこで、広く海底を探るため流し釣りに変更することにした。
幸い、風と潮の条件が良く、ボートは砂浜と平行に流れていく。2本の竿を右舷側から遠近に投げ分けると、ボートの動きに合わせて仕掛けが海底を引かれていく形になった。
流し釣りでアタリ連発
流し釣りに変えると、刻一刻と探るポイントが変わり、次々にアタリが出始めた。キスに交じってメゴチやクサフグも掛かってくる。小物ながら、いろいろな魚との出会いを楽しめるのもボート釣りの醍醐味だ。
画像説明文入力位置(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)バケツの中のキスを数えると18匹ほど。時計は午前11時を回っていた。ちょうどエサもなくなったため、ここで納竿。満足のいく釣りができ、姪たちの待つ砂浜へと舵を向けた。
釣果に満足(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)津屋崎海岸のボート釣り
アカウミガメも生息しているという、美しい海岸線が広がる津屋崎浜。今回は天候にも恵まれ、季節風の影響が少ない時期ならではのボート釣りを楽しむことができた。特に印象に残ったのは、風と潮の条件がそろい、海岸線に沿って流し釣りができたことだ。
この日の釣果(提供:TSURINEWSライター・中山祐司)ジャリメのヌメリには少々苦戦したが、青イソメにも反応が良く、キスの型もそろっていた。2本のハリを1匹のキスがくわえる場面もあり、魚の活性の高さを感じた。何より、姪たちと釣りや海水浴を楽しめたことがうれしい。記憶に残る、夏の思い出の一コマとなった。
<中山祐司/TSURINEWSライター>



