毎年9月末に開催されているフィッシングスクールin南伊勢。日本釣振興会と南伊勢町が行う家族や親子で参加できる釣りイベントだ。五ケ所湾釣船会に所属する遊漁船の協力で、沖に出てサビキ釣りでアジやカマス、サバなどを釣って楽しむのだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版編集部)
はじめての釣りを完全サポート
これは船に乗って釣りをするのが初めての家族や、子供たちに釣りの楽しみを分かってほしいお父さんたちの要望に応えてできたイベント。今回もサオを握ったことがない子供たちやお母さんも多く参加したが、各釣り具量販店スタッフのサポートもあり、楽しい釣りとなった。
楽しい釣りの開始(提供:週刊つりニュース中部版編集部)9月27日、三重県・南伊勢町五ケ所浦に集まったのは、多くの親子や家族連れ。それぞれ受付を済ませた後、貸出用のライフジャケットを受け取っていく。
そして開会式が行われ、釣りを楽しむ上の注意点やマナーなどが説明された。特にこの時期はアイゴやフグなどの毒魚もよく釣れるため、見知らぬ魚が釣れた場合、むやみ素手で触らないようにとの説明があった。その後、皆さん割り当てられた遊漁船の前に集合。それぞれの船長の指示で船に乗り込んでいく。
初めて釣り船に乗った……という子供も多かったようで、みんな大はしゃぎ。釣りが始まる前から大盛り上がりだ。
出船は黒ちゃん丸
今回取材で乗船したのは、中津浜から出船している黒ちゃん丸。この日同船に乗っていたのは、4人組の家族と2人の親子の6人。これに釣具量販店のスタッフ2人がサポートのために乗り込みいざ出船となった。
みんなで出船!(提供:週刊つりニュース中部版編集部)丁寧に教えてもらう
10分ほど走って五ケ所湾内のポイントへ。狙いはアジやサバ、カマスなどだ。まず事前に用意されていたサオとリールが1人ずつ手渡され、スタッフからリールの使い方が説明される。
そしてエサのアミエビの詰め方、釣り方が丁寧に説明され、皆さん真剣な表情で聞いていた。ひと通り説明が終わった後、いよいよ実釣開始。魚探で魚の反応を探していた黒谷船長から「どうぞ」のアナウンスがあり、それぞれが仕掛けを投入。
釣り方は丁寧に教えてもらえる(提供:週刊つりニュース中部版編集部)底まで着いたら大きくサオをシャクってマキエのアミエビを出し、止めてアタリを待つ。
魚探の反応では今にも釣れそうな感じだが、開始10分たっても誰のサオにもアタリはない。他の船と連絡を取っていた船長は、早々に移動を決断。少し離れたポイントに移動すると、僚船ではコンスタントに釣れている。遠目だが、アジのようだ。
アジがヒットするも
これはチャンスとばかりに、皆さん仕掛けを投入。すると、親子2人組にアタリ。上がってきたのは予想通りのアジだ。それも南蛮漬けにぴったりのサイズ。
アジがヒット(提供:週刊つりニュース中部版編集部)お父さんの方はなんと4連掛け。コレはいける……と思ったが、なぜか後が続かない。魚探には山盛り群れが映っているのだが……。それでも親子連れの息子さんは1人で気を吐き、ポツポツながら釣果を重ねていく。
ハリの外し方もレクチャー(提供:週刊つりニュース中部版編集部)しばらく粘ったが、たまにポツンと釣れるぐらいで、コレぞサビキ釣り~!という釣れ方にはほど遠い。そこで船長は一大決心。湾口に近いポイントまで移動した。
苦労して釣れた嬉しいアジ(提供:週刊つりニュース中部版編集部)湾口に移動して正解
これが大正解。まず出迎えてくれたのはソウダガツオ。スピード感あふれる引きに、みんな大興奮。アジも連掛けこそ少ないものの、コンスタントに掛かってくる。
豪快な引きのソウダガツオ(提供:週刊つりニュース中部版編集部)さらには掛かったアジに、水面ででっかいサバフグがかぶりつく場面も。これを見て家族連れの女の子が水面でアジを泳がせ、見事サバフグゲット。むんずとつかんで写真撮影に応えてくれた。
サバフグもきた(提供:週刊つりニュース中部版編集部)他にもマダイやチダイも上がり、2組のクーラーはにぎやかに。そして午前11時に終了となり、港へ戻った。他の船の様子を聞いてみると、やはり前半は苦労した船もあったようだが、終わってみれば大漁。
アジをメインにソウダガツオ、イナダにカマスなど多彩な魚が釣れており、参加した皆さんは満足そうな表情を浮かべていた。
ロッドとリールは貰える
その後閉会式が行われ解散。このイベントは使用したサオとリールはそのままもらえる。次回の釣りにつなげられるようにとの配慮だ。
竿とリールは貰える(提供:週刊つりニュース中部版編集部)フィッシングスクールは毎年9月末に開催されている。釣りに興味はあるけど、何をすればいいか分からない……という人はぜひ来年参加してほしい。なお詳細はフィッシング遊各店に問い合わせを。
定期的に開催されている(提供:週刊つりニュース中部版編集部)<週刊つりニュース中部版編集部>


