テーマは「山上湖で夏を惜しもう」。後半に入りアタリがめっきり減った吉田は、向かい風が吹くなか竿を21尺から24尺へと変更。エサもブレンドを変更し目標の20枚を目指した。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部・関口)
竿を3尺伸ばす
風が強くなりロープの揺れで舟が前後するようになってしまった午後の部。これまで振っていた21尺竿でもやりづらさを感じていたのに、吉田はさらに竿を3尺伸ばす決断をした。時刻は11時15分。釣果はここまでで8枚で目標の20枚までは、いまだ遠い道のりだ。
大丈夫かい?
「このくらいの風ならへっちゃらですよ。それよりもアタリがもっとほしいので」
伸ばせばよくなる?
「それはやってみなければわかりませんが、クリアレイクにおいての常とう手段ですから」
またこれを機会に両ダンゴのブレンドにも手を加える。これまではナジミ途中の一発取り狙いに適した配合だった。具体的にはカクシン、ガッテン、カルネバが主体でボソを演出していたのは凄麩のみ。それをやや水分量多めで仕上げていた。
チョウチンタックル(作図:週刊へらニュース編集部・関口)「これで練ればタナまでは持つのですが、どうも練ったエサでは反応を引き出せていないような気がするんです」
それで、どうするの?
「もう少しボソを強めて、タッチもやや硬めにしてみます」
そう言って用意したのがカクシン400cc+凄麩200cc+コウテン200cc+カルネバ200cc+水250cc+バラケマッハ100cc。仕上がりは硬ボソで、ここから必要なら手水を差して調整する。
狙いが的中
あと12枚追釣を目指して再開。するとランチ休憩していたにも関わらず数投でウキが動きだし、やがて本人もびっくりするほど動きっきりに。
「魚いますね!」
そのようだね。やはり3尺伸ばしたのは効果があったようだね。
「はい。ただ動くわりにはカラツンや糸ズレが多い感じがします。深い所にいる魚なら、もっと素直に食ってきてくれてもいいと思うのですが」
24尺にして激変(提供:週刊へらニュース編集部・関口)つまりこれも食いが渋いことにつながっているのだろう。それを両ダンゴで攻略してみせるなどと言っているのだから、ヒットにつながりづらいのもうなずける話だ。だがやっているのはマルキユーインストラクターの吉田康雄。そこを何とかしてもらわないと話にならない。
「いささかエサが持ちすぎているのかもしれませんね」
それはウキの動きから判断できるの?
「はい。深ナジミしていてドンと入るのにカラになるので…」
目標の20枚をクリア
そこでここまでのブレンドでカルネバ200ccを浅ダナ一本200ccに差し替えて、さらに後差しのバラケマッハを100ccから150ccへと増量。これで再開すると、がぜん動きにメリハリが付きヒット率もわずかだが向上した。
当日のブレンド(提供:週刊へらニュース編集部・関口)「キモはやはりネバとボソの兼ね合いですね。ボソがないとそもそもアタリが減り、ネバがないとエサが持たない。この両者の接点をいかにするかが攻略のカギかもしれませんね」
ふーん…そうなの。オレは単に24尺ダナの魚の活性が時間の経過とともに上がっただけだと思ったよ(笑)。
「それを言っちゃあ身も蓋もないじゃないですかぁ。もしかしたらそうかもしれませんが、こっこはカッコつけさせてくださいよ。相変わらず手厳しいなぁ」
14時20分、目標だった20枚をクリア。そこですぐに竿を21尺に戻して再開してみると、やはり24尺とはアタリ数が雲泥の差で結局3枚を追釣して納竿とした。
要するにタナだったんだ(笑)。まあでもカラツン対策とか何やら施しての釣果だから、やはり今日は吉田の釣技を褒めるべきかな。
「でしょう。では今日はよくできましたシールをいただけますね(笑)」
次回は「聖地・ビン沼を攻略するぞ」です。
<週刊へらニュース編集部・関口/TSURINEWS編>
西湖
舟代¥3700(入釣料込み)。ライフジャケット必携。





