今週のヘラブナ「ピックアップ」釣り場2026【埼玉・鎌北湖】

今週のヘラブナ「ピックアップ」釣り場2026【埼玉・鎌北湖】

ここに来て朝夕は秋本番を感じる日が多くなった。埼玉県入間郡毛呂山町にある鎌北湖は農業用の貯水池として作られた人造湖。春夏秋冬楽しめる釣り場だが、最近は異常気象の影響で春と秋が短くなっている。晩秋を迎える前に秋ベラ釣りを楽しもう。

(アイキャッチ画像提供:マルキユーフィールドスタッフ・山野正義)

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ヘラブナ釣り 淡水の釣り

鎌北湖の概況

周囲は外秩父山地に囲まれ、県立黒山自然公園内にある。春はサクラ、秋はモミジの名所としても知られている。第一駐車場に奥武蔵自然歩道の入口がありハイキングを楽しむ人も多い。

ヘラ釣り場としての歴史は古く、以前はボートからの釣りが可能だったが、現在は陸、固定桟橋からの釣りになっている。

平成20年代ごろは、型のいいヘラが釣れる場所として知られていた。私も尺2寸~尺3寸以上の大型の数釣りを楽しんだ経験がある。その後、池の水を抜く工事がおこなわれ、新ベラが放流され令和4年3月にオープンした。

今週のヘラブナ「ピックアップ」釣り場2026【埼玉・鎌北湖】鎌北湖の概況(作図:マルキユーフィールドスタッフ・山野正義)

小ベラが中心で放流されたため、数は釣れるが以前のような良型が釣れなくなり、敬遠する人が多かった。それでも最近は、放流された小ベラが尺~尺1寸前後に育った。地ベラ化した元気ベラが強烈に竿を絞り込むうえ数も釣れるので、以前のような人気が復活しつつある。

ポイント

旧山水荘側にいくつも固定釣り台はあるが、東側から北側にあるポイントが無難だ。

現在、安定した釣果が上がっているのは、北側では、第一、第二ワンドおよびワンドの突端付近の旧みさき亭など。ドン深で長竿の底釣りを楽しむ人が多い。ポイントに寄っては頭上に張り出した木があるので、後方に注意しながら釣座を決めたほうがいい。

桜並木は以前からの好ポイント。現在も宙~底まで好みの釣り方で楽しめる。場所により、チョウチン釣りができる。現在は、1m前後の浅ダナで安定した釣果が上がっている。路上駐車は禁止なので第二駐車場を利用する。

今週のヘラブナ「ピックアップ」釣り場2026【埼玉・鎌北湖】桜並木(提供:マルキユーフィールドスタッフ・山野正義)

上流の流れ込み付近は水深が浅いので、普段はヘラの回遊が少ない。新ベラ放流後や春先の乗っ込み時に好釣果が上がる。

エン堤は満水時に入る人は少ないが、減水期になると釣り人が多くなる。エサ打ちの量が少ないので宙、底釣りともほかのポイントより若干長めの竿を出したほうが、アタリ出すのが早い。

第一、第二石垣は、第一駐車場の近くにあるので人気が高い。どちらも釣り座は3、4人。こちらもドン深で竿なりに底が取れる。この辺りは小ブナが溜まるポイントだが、ヘラの魚影も濃い。現在は、浅ダナの両ダンゴで好釣果が上がっている。足場が比較的よく、駐車場には飲み物の自動販売機やきれいなトイレもある。

釣り方とエサ

釣れるのは泣き尺クラスが中心だが、尺1寸クラスがヒットするとハリスを切られてしまうことがある。そのため、宙・底釣りとも道糸は1~1.25号、ハリスは0.5~0.6号を使用したほうが安心。

宙釣りの場合、使用竿はポイントによるが9~13尺で対応できる。タナは1m前後が目安。ハリスの長さは上20~30cm下30~40cm。ハリはエサ持ち重視でセッサまたはバラサ6~7号。ウキはヘラブナの密度が多い時は大祐ザ・ワンP細パイプ3~5番(ボディ4.5~6cm)。寄りが少ない時は1~3番(ボディ3.5~4.5cm)を使う。

今週のヘラブナ「ピックアップ」釣り場2026【埼玉・鎌北湖】第二石垣(提供:マルキユーフィールドスタッフ・山野正義)

エサは両ダンゴで、凄麩をベースにBBフラッシュ、カクシン、カルネバなどを配合する。例を挙げると凄麩200cc+カクシン200cc+水100ccを少量の手水で練り込む。水中がヘラで真っ黒になりエサが持たない時は、基エサに少量のカクシンやカルネバを振りかけて練り込み、ネバリと硬さで持たせる。

底釣りはポイントに寄り多少の違いはあるが、底に変化がある場所が多くカケサガリ狙いが中心になる。そのため、水深に合った竿を選び、穂先からウキの間を狭く取ったチョウチンに近い底釣りが釣りやすい。

ハリスの長さは上30~40cm下40~50cmでハリはセッサまたはバラサ5~6号。ウキはウキ下のタワミをなくすため、なるべく浮力のあるものを使う。トップはPCムクかパイプがいい。例を挙げると、大祐スキル段底DZ4~7番(PCムクトップ、ボディ9~13cm)。

エサは新ベラが放流されるまでは底釣り用のダンゴを使う。配合例はダンゴの底釣り芯華200cc+水95cc。手水で練り込み、ウキの動きを見ながらエサの大小の差で魚をコントロールしていく。タナ取りが難しい時は、エサを付けた状態で3目盛ナジミを目安にするといい。

<週刊へらニュース編集部/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
鎌北湖
入釣料:¥1300(現場徴収)。釣り台必携。
この記事は『週刊へらニュース版』2026年9月25日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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