真夏のチニングは、決して簡単な釣りではない。特に大阪湾奥のような潮通しの悪い港湾部では、水温や潮の動きによって魚の反応が大きく変わる。それでも8月も終盤に入り、ここ最近はチヌが少し上向いてきた。今回は泉大津のドン深ポイントへ朝マヅメに釣行。暗いうちは新しく購入したミノーで狙い、明るくなってからはワームへ切り替えたところ、怒涛の連続ヒット。最終的にはプラグで1枚、ワームで5枚、合計6枚という好釣果になった。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・井上海生)
当日の状況
8月24日、朝マヅメの泉大津へチニングに向かった。潮回りは中潮。今回入ったのは水深のあるドン深のポイントで、いわゆるシャローのチニングとは少し違った攻め方が必要になる場所である。
夏のチニングでは、朝夕のマヅメに魚の活性が上がることが多い。特に朝マヅメは、夜から明け方へと光量が変化していくタイミングでもあり、ベイトを意識した魚が動き出す可能性もある。
そこで今回は、最初からワームでボトムを狙うのではなく、暗いうちはプラグから入ることにした。
暗いうちにプラグで1枚
この日のために新調したのがコモモ65mm。カラーは赤金、タイプはフローティングである。
チニングではクロー系ワームを使ったボトムゲームが定番だが、魚が浮いているタイミングならミノーでも十分に狙える。特に朝マヅメは魚の活性が上がる可能性があるため、まずはプラグで魚の反応を確認してみる。
キャストして、ゆっくりとリトリーブ。ミノーが水面直下を泳いでいることを意識しながら、同じコースを何度か通していく。
すると、暗いうちからチヌが反応した。
新調ルアーに即バイト(提供:TSURINEWSライター・井上海生)新調したばかりのコモモ65mmで、いきなり1枚。やはり新しいルアーで魚を掛ける瞬間は気持ちがいい。
今回の1枚で、少なくともこの時間帯のチヌはワームのボトムだけを意識しているわけではないことが分かった。魚が浮いているなら、ミノーという選択肢も十分に成立する。
時合いに突入 怒涛の5枚
空が徐々に明るくなってくると、状況が変わり始めた。
ここでプラグからワームへチェンジ。ドン深のポイントなので、当然ボトムも狙えるが、今回はそこだけにこだわらない。岸壁際を中心に、フォールから中層まで幅広く探っていく。
すると、ワームにバイトが出始めた。
続々チヌ追加(提供:TSURINEWSライター・井上海生)1枚掛かれば終わりという感じではない。魚の反応が続き、そこから一気に時合いへ突入した。
キビレも交じりながら、次々とヒット。ワームだけで5枚を追加することができた。
チヌときどきキビレ(提供:TSURINEWSライター・井上海生)最終的な釣果はプラグで1枚、ワームで5枚。合計6枚である。
印象深かったパターン
特に面白かったのは、時合いに入ってからの反応の変化だ。それまで探っていたときとは明らかに魚の反応が違う。ワームを通していくと、すぐにバイトが出る。魚が動き始めたタイミングをうまく捉えられたのだと思う。
真夏のチニングでこれだけ連続して反応が出れば十分に満足できる。泉大津のチヌが、少しずつ秋へ向かって動き始めているのかもしれない。中層のワーミングというオプションができたことは、非常に大きな収穫だった。
チヌ、活気づいてきたか?
今回の釣行で感じたのは、チヌの活性が少しずつ上がってきているということだ。
もちろん、たった1回の釣行だけで断定することはできない。しかし、ここ最近の釣行でもチヌやキビレの反応が出ており、今回の6枚という釣果も含めると、真夏の厳しい時期を抜けつつあるように感じる。特に今回は、暗いうちからプラグで1枚釣れたことが大きい。
季節の変化と共に変わるチニング
これから9月に入り、気温や水温が少しずつ変化していけば、チヌの動きもさらに活発になっていくはずだ。秋になればベイトを意識した個体も増え、ミノーやプラグで狙えるチャンスも増えてくる。
真夏のチニングもいよいよ終盤戦。ここから秋に向けて、泉大津のチヌがどこまで活気づいてくるのか楽しみである。
<井上海生/TSURINEWSライター>




