豪雨に地震と何かと災害の続く千葉県。特に甚大な被害をもたらした豪雨は、各地の河川に大きなダメージを残した。しかしながら、シーバスがいなくなったわけではない。むしろ、状況が変化して良型を釣るチャンスが生まれつつある。そんな内房河川へ、納得のビッグフィッシュを狙って出掛けた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)
内房河川上流域でシーバスゲーム
8月24日(中潮)厳しい暑さが戻ってきた内房河川上流域。辺りがすっかり暗くなってからのエントリー。水は茶色く濁り、不気味なくらいベイトがいない。
内房河川へ(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)流れも弱く、釣れる要素が見当たらないが、とりあえずフローティングミノーで水面付近から探っていく。
足場もまだ悪い(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)アタっても掛からない?
橋脚周りや対岸の浅い場所では全く反応がないが、数m手前までルアーを引いてくると、足元でアタリがくる。シンキングペンシルやシンキングミノーでも同じで、一定のレンジを引いてくると同じような場所で反応がある。しかし、サイズが小さいのか、シーバスではないかはわからないが、針に掛からない。
橋脚まわりを狙った(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)30cm級シーバスがヒット
そこで、足場の護岸沿いを真横に引いてみると、ついにヒット! 30cm級のシーバスをキャッチした。どうやら食わないアタリはこの小さいシーバスのようだ。
30cm級でも手強かった(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)待望の良型ヒット!
アタリはあるものの食わせきれない時間が続き、魚の活性が意外にも低いことがわかってきた。ベイトもいるにはいるが、たまに跳ねる程度でこの季節にしてはかなり少ない。そんな中、今まで緩かった流れが早くなり出したと同時に、足元で小規模なボイルが発生。
すかさずフローティングミノーを、流れの上流から橋脚付近へドリフトで巻いてくると、ついにヒット! ルアーが途中で止まる良型ならではのアタリが伝わる。
フローティングミノー好調(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)75cmシーバス堂々浮上
ドラグが悲鳴にも似たソプラノを奏で、重量を感じる引きで暴れだした。大きい、これは待望の良型だと確信し、慎重にランディング。見た目にもコンデション抜群の、75cmのシーバスをキャッチ。
この日の状況を考えると最高の一匹だ。その後、さらなる大物を狙ったが、やはり思ったよりも活性が低いようで全く釣れずに終了とした。
75cmシーバス登場!(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)流れの変化で時合い到来
この日の釣りを振り返ってみると、釣れたのは流れが早くなったほんの一瞬だけであった。同時にそれが時合であったのも間違いない。そんな状況の「変化」を発見し、見逃さず集中できたことが釣果に繋がったのは言うまでもない。
しかし、何を投げてもルアーへの反応が悪いと集中力を保つのが難しい。場所を移動するのもひとつだが、こんな日は少しくらい移動しても何も変わらないことの方が多い。
それよりもなぜ食わないのかを考え、釣り場の状況変化にアジャストしていく方がよっぽど重要だ。どうしても釣りたければ、最後はやっぱり感覚よりも”集中力”だ。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>



