大阪南港エリアのナイトシーバスは「簡単ではない」とよく聞く。普段は夜釣りをしない筆者もバチ抜けシーズンに挑戦。3度目の釣行で、ようやく待望の1匹にたどり着いた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)
大阪南港でバチ抜けシーバス釣行
これまで南港魚つり園では、青物狙いの速巻き中に偶然シーバスが掛かったことはあった。しかし、本格的にシーバスを狙うのは今回が初めてである。
昨冬、南港魚つり園が管理者撤退により閉鎖されていた時期、かもめ大橋下堤防も閉鎖となっており(6月末まで予定)、近隣では唯一開放されていた南港フェリーターミナル横堤防へ通う機会が増えた。
通ううちに少しずつ馴染みが出てきた南港フェリーターミナル横堤防で、バチ抜けシーバスに挑戦してみることとした。
初日はバラしのみ
5月15日(金)は18時38分に現場入り。バチルアーをデッドスローで巻くが反応はない。バチの姿も確認できず、手探り状態の時間が続いた。それでも満潮から約2時間後の20時25分だった。
着水後すこし巻いたところで、突然の強烈なバイト。激しく頭を振る感覚に慌てて合わせたものの、数秒で無念のフックアウトとなった。確認するとフックが伸ばされている。ドラグを締め込みすぎていたようだ。
かなりのサイズ感だっただけに、悔しさの残る釣行となった。
使用ルアーと過去の釣果(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)2日目はクルクルバチに翻弄
5月19日(火)は19時25分入り。この日は強風で、釣り場は終始貸し切り状態だった。しかし、慣れない軽量ルアーに苦戦。エアノットを繰り返し、思うようにキャストを続けられない。
そんな中、足元の水面が妙に騒がしいことに気付く。小魚のような生物が、水面直下を忙しく動き回っていた。1匹1匹が素早く弧を描き、減速したかと思えば再び旋回する。クルクルと不規則に動き続ける姿は、アジとも違って見えた。
正体がわからず、水面動画をインスタグラムへ投稿すると、フォロワーさん複数人から「クルクルバチでは」とメッセージが届いた。どうやら南港では、一般的な長バチより小型のクルクルバチが主体になっているらしい。
時刻も満潮30分前と特徴に合致していた。しかし、手持ちの長バチ系ルアーではサイズ感が合わない。この日も反応なく、ぼうずで納竿となった。
街灯下を動き回るクルクルバチ(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)3日目に待望のシーバスキャッチ
バチ抜け終盤戦となった5月25日(月)は19時00分入り。この日は、手持ちで最もクルクルバチに近そうな短めルアー「MARS ストライクヘッド/24g マリッジピンク」(ヒルクライム)を主体にキャスト。
前回までの反省を踏まえ、止めも意識しながら探っていく。釣り場には7人ほどのアングラーがシーバスを狙っていたが、誰も釣れていない。クルクルバチの姿も確認できず、静かな時間が流れていた。
アタリはあるも針掛かりせず
20時20分ごろ、それまで吹いていた風が急に弱まる。「MARS ストライクヘッド/24g マリッジピンク」をやや速めに巻いていると、ラインを引っ張るような違和感が出た。
再び同じコースを通すと、やはり「グッ」と反応。しかし乗らない。
小型シーバスがヒット!
そこで前回見たクルクルバチの不規則な動きを思い出し、巻きの途中でストップを入れてみた。すると手前付近で「グググッ」と明確なバイト。今度はしっかりフッキングが決まり、慎重に寄せていく。
上がってきたのは、サバ大サイズほどの「チーバス」だった。サイズは小さい。それでも、狙って初めて釣れたシーバス。その1匹の価値は大きく、震えるほど嬉しかった。南港のバチ抜けシーズンは終盤戦に差し掛かっているものの、もうすこしだけ楽しめそうだ。
念願のシーバスをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・夕日とぼうず)シーバス釣行を動画で観る
<夕日とぼうず/TSURINEWSライター>
南港魚つり園

