テーマは「晩春の手賀沼で入れパク」。狙うのは水深50~60cmの浅場。それを吉田はアタリが続きやすいからと18尺竿で狙う。しかも待ち釣りではなくエサをバンバン打つ釣りだというから驚きだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部・関口)
立ち込んで激浅長竿
5月14日(木)、手賀沼に架かる手賀大橋東側南岸での実釣取材。水際の足場が緩く長靴よりもウェーダーを推奨する吉田に習い、記者もヒップウェーダーを装着。
「ここが一番緩いんですよ」
当日のタックル(作図:週刊へらニュース編集部・関口)そう吉田が指し示すのは草に覆われてわかりづらくなってしまった護岸の切れ目。そこから先が水際ギリギリまでがズブズブで、それを越えて膝下くらいまで立ち込むと底は硬い。よって面倒ではあるが、膝下程度まで立ち込んだほうが釣り台は置きやすい。
吉田はミニの釣り台を水面ギリギリの座面高で設置。手慣れた手つきで準備を始める。
竿は何尺を振るの?
「ここではいつも18尺が定番です。短くても16尺前後でしょうか」
そんなに長いの?
「手前でも釣れないことはないのですがアタリが続かないんですよ」
それでタチはどのくらいあるの?
「50~60cmじゃないですかね」
えっ、そんなに浅いの?
両グルテンの底釣り
釣り方は両グルテンの底釣り。できればハリスオモリとかドボンはやめたほうがいいとのこと。こんなに浅いんじゃちょっとの風で流れも出るだろうに……。
「そうなんですがドボンとかだと極端にスレが多くなっちゃうんですよ。だったら風流れに任せてしまったほうがまだヒット率はいいですね」
それを聞いておじけづいた記者は吉田の右隣で14尺を継ぐ。
当然、ハリスも短めでしょ?
「はい。ここに来るといつもボクは15-20cmでやってます」
ハリスの太さは?
「0.8~1号です。乗っ込み時だとまれに大型がくるので1号を結びますが、もはや時期でもないので今日は0.8号を結んできました」
上下セッサ8号(提供:週刊へらニュース編集部・関口)ハリは?
「上下セッサ8号ですね。本当は仕掛け全体を軽くしたいのでもっと軸細の小バリを使いたいところなんですが、それだとバラシが多発するんですよ」
食っててバラすの?
「はい。水深が浅いのでヒットした瞬間に飛び上がったりするんです。尺1寸程度でもギュンギュン引き込むので時にはハリが伸びたりすることも珍しくないんです」
なるほどね。ゆえに軸が太いセッサなのね。
「はい」
エサの配合は?
エサは両グルテンってことだけど配合は?
「今までいろいろなブレンドを試しましたが、最終的に凄グル+グルテン四季にたどり着きました。開きすぎてもよくないし、かといってまとまりすぎると反応が悪いんです。なのでネバリがあるのにホクッとしていて、しかも軽いのが理想です」
当日のエサ(提供:週刊へらニュース編集部・関口)なるほどね。
「ただしエサ打ち量が多いので1回に200cc分を作っちゃいます。関口さんはいつもの”いも+わた”ですか?」
そのつもりだけどダメなの?
「ダメとは言いませんがもう少し軽いほうがいいと思いますよ。でもハリがギガリフト10号では焼け石に水ですね(笑)」
悪かったよ。
それにしても1回に200cc分とはちょっと作りすぎじゃない?後半はカピカピになっちゃうでしょ。それともそうならないくらいハイペースでエサを打つの?
「はい。ここではエサを大量に打ち込む釣りなんです。けっして待ち釣りではないので、仮に100cc(50cc+50cc)ではすぐになくなっちゃうんです」
だとすると一日に1袋では足りなくない?
「もちろんです。最低でも凄グル、四季ともに2袋以上は使います」
使っただけの効果があるってことね。
「まあ、見ててください。ガッツリ釣ってみせますから!」
次回も「晩春の手賀沼で入れパク」です。
手賀沼
入釣料¥500(現場徴収)。釣り台・ウェーダー必携。


