茨城県龍ケ崎市にある中沼が熱い! 何がって型ぞろいなのに腕次第では数も望める。アベレージサイズは39~41cmで尺半級も日に何枚か顔を出すほど。それでいて釣り方が合うとツ抜けどころか、人によっては20枚以上も出ることがあるらしい。ところが腕が伴わないと途端に貧果。つまり技量の差が釣果に著しく反映してしまう。まずはアタリを出し、そこからカラツンをどう克服するか。それはアナタの腕次第。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部)
中沼の概況
釣況は良好。とは言っても型揃いの中沼においてはツ抜け(10枚)が一つの目標だろう。そのくらい釣るのが難しい。竿の長さとタナ、それにエサが合わないと触りすら出ない。ところが、これらがひとたびマッチングすれば面白いようにアタリが出る。
中沼の概況(提供:週刊へらニュース編集部)「アタリが出るのなら釣れるだろう」
いえいえ、それは考えが甘い。エサ慣れした良型を仕留めるには、さらに一歩踏み込まないとヒットには結び付かない。ゆえに面白いのだ。簡単に釣れないからこその価値。それが中沼だ。
ポイント
水深が浅い東側を除き入釣できる所すべてがポイントと言ってもいい。あとは当日の天気予報を参考に、できるだけ風を背にできるポイントに入ろう。というのも中沼では竿が長めなので、向かい風では釣りが成立しなくなってしまう。
はじめて中沼を狙うなら、お勧めは第1~3のステージ。野地より水面からの距離が近く何かと釣りがしやすい。ただし大人気のポイントなので、ステージ狙いであれば早着が必須。
中沼専用釣り台の常連(提供:週刊へらニュース編集部)野地から狙うのであれば柄の長いひしゃくか、水汲み用ひも付きバケツがあると便利。さらに中沼専用釣り台の常連や、各ステージの人とウキの位置をそろえるなら、竿は長尺が必要になる。
南側エリア(提供:週刊へらニュース編集部)正直、微妙なポイント差があるのかもしれないがアウェーの記者にはそこまで把握ができていない。しかし水深が極端に浅いエリアに入らなければ、そこそこウキは動くはず。あとは釣り方の問題と腹をくくってIQの高い魚をぜひ手中にしてもらいたい。
釣り方とエサ
入釣ポイントにもよるが竿は13~18尺。仮に中沼専用釣り台の人が18尺を振っているなら、それより2尺は長い竿を出せばウキの位置をそろえられる。ウキを前に出せば有利とは限らないが、手前よりはマシだろう。ただし活性が高い日なら、手前でもアタリはもらえる。さらに風流れが強い時は、かえって短い竿でテンポよく打ったほうが有利かもしれない。
南側にあるトイレ(提供:週刊へらニュース編集部)釣り方は宙釣りが一般的。エサは両ダンゴが主流で、あとはウドンセットなど。これからはトロ掛けも面白いかも。セット釣りができない記者なのでアドバイスできるのは両ダンゴのみだが、声を大にして言いたいのは妙に小さなハリは使わないことだ。
最低でも8号以上で記者はギガリフト10号を使っている。なぜなら、そのほうがエサを持たせやすいためだ。食いごろのエサをタナに届けるのが理想で、そのためにはある程度バラけるダンゴが理想的。しかしバラけるエサは得てして持たせるのが難しい。そこで有効なのがハリの大きさになる。懐が深く軸もそこそこ太いものを使えば、開くエサでも芯がハリに残ってくれる。
田んぼへの通水(提供:週刊へらニュース編集部)触りはあるのに肝心なところで決めアタリが出ないのは、大抵の場合エサの芯がハリに残っていないからだ。エサを持たせられるのであれば小バリでも構わないが、持たないと悩むならエサを練るのではなくぜひハリの大きさを一考してほしい。練って釣れる場合もあるが、大抵は目先の1枚を拾うのがやっとでアタリが続かない。
なお周囲の田植えが完了し中沼からの導水が始まった。もともとかんがい用の沼なのでそれも道理だが、ポンプが稼働している間は無風でも流れが発生する。この流れが微妙に厄介なので、止まらないのであれば竿を短くして打ち返しのテンポを上げてみよう。
<週刊へらニュース編集部/TSURINEWS編>
中沼
入釣料:無料。釣り台必携。長柄のひしゃくまたは水汲み用ひも付きバケツ用意。
厳禁事項:田んぼ周囲への用足し。南側にトイレがあるのでそれを利用。

