「待望のキス釣りシーズン開幕!」紀北エリアのチョイ投げ釣りで良型キスと対面【和歌山】

「待望のキス釣りシーズン開幕!」紀北エリアのチョイ投げ釣りで良型キスと対面【和歌山】

春の訪れとともに、紀北エリアでもキス釣りの兆しが見え始めた。厳冬の影響で出足は鈍かったが、4月中旬からチョイ投げや遠投で良型の釣果が確認されている。本記事では、早場の狙い方や実釣の様子、今後の展望までを詳しく紹介する。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・牧野博)

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牧野博

初めて投げ竿を持ったのはもう50年近く前、関東で就職してからクラブに入会し、投げ釣りの面白さに魅了されました。根掛かりの多い砂地の磯場や河口内でわざわざ引き釣りをするという特異な習性があるほか、秋にはヘラ竿を持って汽水域を徘徊することもあるようです。

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芳養でキスを3匹キャッチ

4月19日、午後1時ごろから、3月末に釣果があった大屋のトンネル近く、消波ブロック帯の護岸から遠投で狙った。アタリはまだ散発的だったが、主に4色ゾーンでキスの反応を捉えることができた。

夕まずめには手前のポイントでも良型のシグナルがあり、惜しくも針掛かりには至らなかったものの、釣果としてはキス17cmまでを3匹、加えてチャリコと木っ端グレがヒット。3月末と比較して、近場での魚信が増えている印象だった。

「待望のキス釣りシーズン開幕!」紀北エリアのチョイ投げ釣りで良型キスと対面【和歌山】本命に加えてゲストも釣れた(提供:TSURINEWSライター・牧野博)

田ノ浦で20cm級キス手中

4月20日、午後6時ごろから、紀北エリアの田ノ浦漁港内をルアーロッドを使ったチョイ投げで探った。最初に反応を見せたのはピンギスだったが、その後は7時半ごろまでの短時間で20cm級のキスが2匹登場。いずれも明確な魚信で姿を見せてくれた。

紀北のキスも、いよいよ本格的に動き始めたようである。

「待望のキス釣りシーズン開幕!」紀北エリアのチョイ投げ釣りで良型キスと対面【和歌山】20cm級シロギスをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・牧野博)

田ノ浦&紀ノ川でキス6匹

4月27日、午後1時ごろから約2時間、田ノ浦漁港でのチョイ投げで20cmまでのキスを3匹キャッチ。その後、紀ノ川河口へ移動し、右岸の河口大橋上流側の護岸から遠投で狙った。

当日は斜め前からの強風が吹いており、飛距離は伸びなかったものの、4色〜5色ゾーンで散発的に魚信があり、午後6時半までに3匹のキスを追加でキャッチ。

この日の合計釣果は、キス20cmまでを6匹、ガッチョが1匹。いずれも15cm以上のサイズで、ピンギスは確認されなかった。

「待望のキス釣りシーズン開幕!」紀北エリアのチョイ投げ釣りで良型キスと対面【和歌山】田ノ浦漁港と紀ノ川河口での釣果(提供:TSURINEWSライター・牧野博)

今後の見通し

水温が徐々に上昇するにつれ、近場のポイントでもアタリが多くなるだろう。特に5月の連休を過ぎた頃からは、チョイ投げでも2ケタ釣果が期待できるようになる。紀北エリアでも、キスがいよいよ投げ釣りの射程に入ってきた。

<牧野博/TSURINEWSライター>

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