イカメタル・オモリグ・ティップエギングの人気が急上昇し、船の予約も困難に。そんな状況で、一回の釣行を最大限楽しむために、オリムピックのカラマレッティーが大幅モデルチェンジ。昨年逃したアタリをヒットに導くこのロッドを、同社の大類裕人さんが解説してくれた。
（アイキャッチ画像提供：オリムピック）
TSURINEWS編集部
ブランクスを一新したメタルスッテモデル
近年大人気のイカメタル。メタルスッテゲームとも呼ばれるこの釣りに求められる性能を詰め込み、カラマレッティー〈メタルスッテモデル〉が7年振りにフルリニューアルします。
解説してくれたオリムピックの大類さん（提供：オリムピック）本モデルのリールシートにはPMTSを採用。このリールシートの武器であるマイクロトリガーにより、操作時の自由度が上がって色々なアクションや持ち替えなど、人それぞれの操作に適応した握りやすさを実現しました。
高操作性のPMTSリールシート（提供：オリムピック）ブランクスも設計を一新したことで、違和感レベルの微細なアタリを、目感度だけでなく手感度でも高次元に感知できるようになりました。
さらに、前モデルよりも重いウエイトに対応できるようパワーも強化。守備範囲の広いロッドとなりました。
25Calamaretti-582MH-TS
25Calamaretti-582MH-TSは、5ft8inという短めのレングスで、エキストラファーストの掛け調子のモデル。
582MH-TSのチタン穂先（提供：オリムピック）パワーのあるバット～ベリーセクションはスッテをキビキビとアクションさせることが可能で、チタンソリッドの穂先が、潮流の変化や微かなアタリを視覚的により明瞭に伝えてくれます。
シャープな掛け調子が特徴（提供：オリムピック）なお、このロッドによる実釣の様子を、このあと紹介するオモリグモデルの632ML/M-Sとともに動画で公開しています。
25Calamaretti-662M-S
25Calamaretti-662M-Sは、MAX35号のスッテまで使用でき、仕掛けの取り込みやステイ時の安定性、目感度、手感度、さらに船の大きさを選ばない6ft6inというレングスに設計。3アイテムあるメタルスッテモデルのなかで、様々なエリアやシチュエーションに対応した高い次元でバランスの良い一本です。
25Calamaretti -662L/ML-S
25Calamaretti -662L/ML-Sは、MAX25号と比較的ライトなモデルながら、大剣サイズにも負けない十分なバットパワーを持っています。
662L/ML-Sの曲がり（提供：オリムピック）繊細なティップセクションを駆使して10号～20号のスッテを多用する海域での釣りに適したロッドで、柔軟なブランクスはステイ時の揺れを吸収し、イカに違和感を与えにくいのでアタリまで持ち込むことが可能です。こちらの2モデルの実釣の様子も動画で見ることができます。
各メタルスッテモデルのスペック（提供：オリムピック）
