1月20日は三重県の尾鷲~熊野に釣行した。年始から第3週にかけて数回愛知の堤防に出かけたが、まとまった釣果が得られなかった。そこでSNSなどの情報を見ていると、尾鷲港・熊野方面ではコンスタントに釣果報告が上がっており、堤防でも釣れているようだ。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔)
新鹿漁港でイワシ&ネンブツダイ手中
次に向かったのは熊野市にある新鹿漁港。尾鷲港からは車で20分ほどの場所だ。ナビに従って進むと、丘の上から小さな漁港が見えてきた。近くには新鹿海岸公園大駐車場があり、トイレも設置されている。
新鹿漁港のポイント(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔)ルアーロッドとサビキ用のスピードバケツを持って堤防へ向かうと、目を疑うような光景に思わず二度見。トウゴロウイワシの群れが水面を覆い尽くしていた。
水質はクリア、底がはっきり見える。停泊している船が少ない先端に移動してサビキを投入すると、最初は微妙な反応。しかし、サビキを上下に動かすと、ものすごい勢いで群れが集まりヒットした。
その後もこの要領でトウゴロウイワシやネンブツダイをヒットさせ、30匹ほど釣ったところで納竿。
新鹿漁港での釣果(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔)新鹿漁港
七里御浜は不発
最後に熊野市の七里御浜へ向かった。このポイントは、釣果投稿は多いが詳しい情報が少なかったので実際に見ておきたかった。
国道313号線の鬼ケ城を越えると、広大な熊野灘が目に飛び込んできた。続いて42号線に入って駐車場を探す。10分ほど車を走らせると、左手に七里御浜ふれあいビーチが見えてきて、駐車場が完備されていた。
七里御浜に到着(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔)そこに駐車し、ルアーロッドを持ってポイントに移動する。私がイメージしていた「砂浜のサーフ」とは違い、無数の小石で構成された海岸だ。
急深のゴロタサーフで、潮通しが非常に良く、潮流も速い。40gのメタルジグを数投キャストしたが、残念ながらヒットはなく、納竿となった。
今回の釣行を振り返ると、想像していたより愛知から手軽に行ける距離で、しかもこの時期でも魚影が濃く、しっかり釣果を出せるポイントだと感じた。寒い時期でも釣れる場所として、皆さんも遠征してみてはいかがだろう。
<週刊つりニュース中部版APC・伊藤洋輔/TSURINEWS編>
七里御浜

