大阪の中心地、難波を拠点にする人気アイドルグループ『NMB48』。その中でもチームNのキャプテンを務める平山真衣さんが、今年から釣りに挑戦するということで、2月1日にその釣行に密着取材した。
(アイキャッチ画像提供:週刊釣りニュース中部版編集部・長谷川与之)
かんたんサビキ釣りセット
まずは予定通りサビキ釣りから。慎重にリールからミチイトを出し、ガイドを通していく平山さん。用意した仕掛けはハヤブサの「かんたんサビキ釣りセット」と、小アジ専科シリーズの「リアルアミエビ」「ケイムラサバ皮レインボー」など。
かんたんサビキ釣りセット(提供:週刊釣りニュース中部版編集部・長谷川与之)「かんたんサビキ釣りセット」はカゴもセットになっているため、ミチイトに結ぶだけでOK。「リアルアミエビ」「ケイムラサバ皮レインボー」はリアルなギミックが施され、全国的に実績の高い仕掛けだ。
サビキの仕掛け(提供:週刊釣りニュース中部版編集部・長谷川与之)
想定外の潮の速さ
しかし、ここで想定外の事態が発生。南側へ走る潮がかなり速く、投入した仕掛けがあっという間に前方へ流されてしまう。
底を取るのも困難な状況に、見回りの公園スタッフに相談すると、「潮が速いときは重いマキエカゴにするといいよ。今日なんかだと20号ぐらいかな」とのこと。
マキエカゴを交換
これを聞いた平山さんは、慌てて近くの売店で20号のオモリ付きマキエカゴを購入。仕掛けはそのままに、カゴだけを交換して投入すると、やや前方にミチイトがなびくものの、しっかりと底が取れるようになった。
待望のアジがヒット!
すると、ブルブルッと勢いよくサオ先が震える!「えっ?え?」と半信半疑でリールを巻く平山さん。
踏ん張ってリールを巻く平山さん(提供:週刊釣りニュース中部版編集部・長谷川与之)やがて海面に姿を見せたのは、待望のアジ。小ぶりながらも自分で初めて釣った1匹に大興奮。
1匹目のアジに最高の笑顔(提供:週刊釣りニュース中部版編集部・長谷川与之)生きた魚に触るのも初めてだったが、臆することなくアジをむんずとわしづかみし、ハリを外して無事バケツへ。「わしづかみにされたアジが、すでに瀕死だったことは内緒…」という微笑ましいエピソードも。
怒涛のアジ入れ食いモードに突入!
最初は単発だったアジがダブルで上がるようになり、平山さんは大はしゃぎ。
初めてのダブルに大はしゃぎの平山さん(提供:週刊釣りニュース中部版編集部・長谷川与之)グングン上達
最初は手間取っていた取り込みやハリ外しも、時間が経つほどスムーズになっていった。
慣れてくるとハリ外しもスムーズに(提供:週刊釣りニュース中部版編集部・長谷川与之)アジと見つめ合い・・
ついには、釣り上げたアジと見つめ合いながら「目がきれい〜」とつぶやく余裕も。
釣ったアジを見つめる平山さん(提供:週刊釣りニュース中部版編集部・長谷川与之)5連掛けも達成!
ここで、隣の常連の釣り人からアドバイス。「アタリがあっても少し待つと、もっとたくさん掛かるで!」
その言葉通り、サオ先が震えてから少し待ってみると、なんとトリプルヒット!
少し待って4連掛けに成功(提供:週刊釣りニュース中部版編集部・長谷川与之)さらに4連、そして5連と、まるで絵に描いたような上達ぶりを見せた。
5連掛けを達成(提供:週刊釣りニュース中部版編集部・長谷川与之)潮が少し緩んできたことでアジの活性もさらに上昇。仕掛けを投入すると、底に到達する前にサオ先がブルブル震えるほどの食いっぷり。バケツはみるみるうちにアジでいっぱいになり、途中でクーラーボックスへ移し替えるほどだった。
バケツいっぱいのアジをクーラーへ(提供:週刊釣りニュース中部版編集部・長谷川与之)頭の中はアジ料理でいっぱい
クーラーがアジだらけになったところで、記者が「魚料理は好き?」と聞くと、「めちゃくちゃ大好き!」と即答。
海鮮系には目がなく、阪神タイガースの沖縄キャンプを取材した際も、現地の回転寿司を訪れたほどの魚好きらしい。
「アジのおいしい食べ方は?」と聞かれ、記者は南蛮漬けしか思いつかなかったが、「アジフライは?」「タタキは?」と、平山さんの頭の中にはすでに釣ったアジの料理が並んでいるようだった。
ダブルヒットも1匹オートリリース(提供:週刊釣りニュース中部版編集部・長谷川与之)

