東京湾で、すっかり定着して大人気のターゲットとなったサワラ。さらに、周年楽しめるようになったタチウオ。私も大好きな両魚を狙って2日間釣行。荒川笹目橋のけやき丸を訪れた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・奥野忠弘)
12月8日はタチウオジギングに釣行
12月8日(日)は、翌週一緒に参加する大会の試釣を兼ねて、船長の息子の航希さん(中2)や、常連の外山さん、鮫島さん、小山さん、野田さん、中山さん、相澤さんの8人でタチウオを狙う。
8時すぎ、走水沖水深70mでスタートとすると、すぐに航希さんが指3本の本命をキャッチ。さらに、この海域では珍しい40cmクラスのウッカリカサゴまで釣り上げて「やっぱりジギングは面白くて大好きです」と大はしゃぎ。
直後に初挑戦の野田さんが本命を5連続。「マグロや青物ばかり狙っていましたが、やってみるとタチウオも楽しいですね」と満足顔。
私は、赤金120gのジグでメーター級を3尾取り込みガッツポーズ。
船中全員安打を達成
朝の時合いで小山さん、中山さん、相澤さん、外山さん、鮫島さんの順に全員が本命を手にして好調な滑りだしになった。
しかし、潮止まりを迎えるとアタリが出なくなり、船長は懸命に潮回りを繰り返す。そのおかげで、後半にはまたいい反応に当たり、みんなで入れ食いを堪能。
なかでも航希さんはパターンを掴んで独走態勢。ベテランの外山さん、小山さんや私がそれぞれ9尾をキャッチするなか、一人13尾を釣り上げて「やっぱりタチウオは楽しすぎる。これで来週の大会がますます楽しみになりました」と大興奮の様子だった。
タチウオは今後も期待大
サワラは最湾奥から湾央に下ったようだが、例年だと年内いっぱいは期待大。タチウオは、前週までは湾奥の広範囲に散らばっていたが、これから深場に集まって、さらに釣りやすくなると思うので、みなさんも防寒対策を万全に狙ってみてはいかがだろうか。
また、同宿の集合場所前の事務所で船長厳選のルアーの販売も開始。釣行前にまたは、下船後の補充に立ち寄ってみてはいかがだろうか。
<週刊つりニュース関東版 APC・奥野忠弘/TSURINEWS編>