11月上旬、カミさんが作ってくれた昼食用のこぶし大のおにぎりを2個持って三重県四日市市の霞ケ浦ふ頭へ向かった。午前10時に自宅を出発、途中でエサを購入し、午後0時半にふ頭に到着。釣行当日は三連休の中日ということもあり、すでにかなりの車が止まっていて太公望が多い状況だった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・山田英之)
霞ケ浦ふ頭で五目釣り
釣行当日の潮は大潮の3日目、干潮は12時38分、満潮は18時12分。
早速エサのモエビを付けて投入する。1投目、2投目と不発、3投目にようやく小さなアタリが。すかさずアワせるが乗ってこない。その後も鳴かず飛ばずの状態が続き、胴つき仕掛けも増やして2本ザオとした。
時合いにコショウダイ20cm級ヒット
午後1時半ごろ、置きザオの胴つき仕掛けにアタリが出た。強くアワセを入れて巻き上げ、当日1匹目をゲットした。名前はコショウダイ(スズキ目イサキ科)。
しばらくして手持ちのサオにチョンチョンとしたアタリが出た。すかさずアワせるとグイグイと乗ってきた。0.6号の細仕掛けのやり取りはドキドキハラハラだ。
そうこうしているうちに置きザオの胴つき仕掛けが慌ただしい。大きなアタリが穂先から胴に掛けて出ている。まずはイカダザオから魚を上げてコショウダイを手中にした。
それから置きザオを回収すると、ものすごい重量感がリールを巻く手に伝わってくる。PEラインラインが独特の音を立てて鳴いている。コショウダイをダブルでゲット。ほぼ同時に2本のサオでコショウダイをトリプルヒットした。
泳がせでヒラメやマゴチ狙いも面白い
時合いは午後2時少し前に終了。その後もモエビを付けて投入したが、アタリも出ずに納竿の午後3時45分を迎えた。
釣果はコショウダイ21cm頭に4匹。周りではサビキ釣りをしている人もいたが、ほとんど釣れていない模様だった。
帰る際、泳がせ釣りをしている人に大きなアタリがあった。車から眺めていると、近くの人にタモ入れしてもらいエイを上げていた。サビキで釣った小アジやイワシをエサにしてヒラメやマゴチを狙うのも面白そうだ。
<週刊つりニュース中部版APC・山田英之/TSURINEWS編>
霞ヶ浦ふ頭