ボートジギングでブリ族連打【兵庫・明石沖】大型狙いの秘策はフックセッティングにあり

ボートジギングでブリ族連打【兵庫・明石沖】大型狙いの秘策はフックセッティングにあり

今期の明石沖ジギングは好調です。ハマチ(イナダ)ならば、朝の1~2時間で本日の目標数を確保できる釣況が続いています。8月からいつ途切れるかと思いながらも継続しており、おもしろい釣りができるだけでなく、おいしい肴の晩ごはんでお腹いっぱいになれます。しかし、そうなると欲が出てきて、ハマチではなくメジロ(ワラサ)やブリを釣りたくなります。今日は、少し欲を出した釣行のお話です。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・丸山明)

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丸山明

ゴムボートから始めたボート釣りも25年を過ぎ、もうover60です。釣りを極めたいです。

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レギュラーサイズのハマチが好調

昨朝より幾分寒さが和らいでいましたが、防寒対策は必須です。寒いと釣りを楽しめないので、夜明け前の肌感覚で寒さを予測し、沖での風を考慮して小さくたためるダウンを重ね着しました。暖かくして夜明け前に出航し、ひとり気ままに明石沖を目指します。

開始直後の7時過ぎ、潮回りは速く、ボートを4ノットで流す「ハマチの潮」。まずは食料確保のためにハマチを狙い、5匹を目標にしました。120gのジグで前後フックを使い、水深30mに着底させてカケアガリを誘います。25~20mのタナでレギュラーサイズのハマチが喰いつき、順調に釣果を上げました。

ボートジギングでブリ族連打【兵庫・明石沖】大型狙いの秘策はフックセッティングにあり順調にハマチをキャッチしていく(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

その後、ジャークフォールの動きをゆっくりさせ、タナの上層まで探ったところ、ゴンと強いアタリがありました。引きはハマチ以上でしたが、釣れたのはメジロサイズ。しかし、テールフックにはハマチも掛かっていました。

ボートジギングでブリ族連打【兵庫・明石沖】大型狙いの秘策はフックセッティングにありダブルヒットもあった(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

メジロがフロントフックに喰いついた途端、ハマチがテールフックに横取りしようと喰いついたようです。このパターンが型ものを遠ざけています。

アコウもキャッチ

8時の時点で目標を超える7匹を釣り上げ、ジグを150gに変更しフロントシングルフックに切り替えました。その結果、体当たりの感覚が伝わるアタリはあるものの、フッキングには至らず。

しかし、続けて釣れたのはハマチ2匹。作戦通りにはいかず、次は食べるとうれしいアコウを釣りました。

ボートジギングでブリ族連打【兵庫・明石沖】大型狙いの秘策はフックセッティングにありゲストにアコウが釣れる(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

9時前に移動し、型もの狙いのポイントで再開。速い動きを避けたジグでタナを広く探りましたが、1時間半の粘りも虚しくブリには出会えませんでした。潮が緩むまで試しましたが、残念ながら魚は釣れず納竿としました。

最終釣果

最終的には、65cmのメジロを1匹、ハマチを53~45cmで8匹、うれしいアコウ1匹と十分な釣果でした。しかし、ブリ狙いは次回に持ち越しです。今シーズンの残りも少なくなってきましたが、リグやアクション、場所を見直して再チャレンジします。

<丸山明/TSURINEWSライター>