秋も深まり、エリアトラウトシーズンが本格化してきた。それに合わせて有給休暇を取っていたのだが、生憎の雨予報。それでもせっかくの休みだからとレインウェアを用意して長野県の平谷湖フィッシングスポットに出かけてきた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)
雨の平谷湖FSでエリアトラウト釣行
釣行日は10月29日。現地には7時前に到着。天気は予報通り雨。朝からレインウェアを着込んで受付へ。天気が雨なので釣り人は非常に少ない。ポイントは選びたい放題だ。
タックルについて
用意したタックルは、マイクロスプーン用にロッドがテンリュウ・レイズオルタRZA61L-T、リールはシマノ・ヴァンフォード C2000Sにラインはデュエル・アーマード F+プロの0.08号にリーダーがフロロ0.5号を1m。
もう1本はプラグ用にレイズオルタRZA602S-MLMT、リールはシマノ・ヴァンフォード C2000SHG、ラインはラパラ・ラップラインPEの0.2号にリーダーがフロロ0.8号を1m。
開始早々ニジマス連発
まずはエンジョイエリアで釣り始める。第1投、マイクロスプーンでいきなりヒット。その後もしばらくは順調に釣れ続く。魚がすれてきたところで試しにペレットルアーを投げてみると、そこそこ反応がいい。雨でローライトなコンディションのおかげだろう。
反応が渋くなってきたところで移動する。人が少ないので空いているところへ行けば、魚はフレッシュな状態。少し移動するだけですれていない魚を相手にすることができるのが悪天候の日に釣行するメリットだ。
大物狙いにシフト
ある程度数を釣ったところでエキスパートエリアに移動して大物狙いにチャレンジ。エキスパートエリアは大きな魚が入っている代わりに他のエリアと比べると魚影が薄く、アタリの数がずいぶん少なくなる。それでもコツさえつかんでいればノーヒットということはない。
浅いタナに大きな魚があちこちに見えている。「トップで食ってくれるかな」とパペットサーフェスを投げていると、遠投したところから最初のアクションをつけた瞬間にゴボッと大型が食ってきた。
しかし、残念ながら魚の口に少しフックが少し触れただけでフッキングせず。最初のアクションをつけるまであと0.5秒待っていたらがっぷり食ってくれたのに。それでも大型がトップに反応することがわかった。そのままトップで釣り続ける。
大物ヒットするもラインブレイク
しばらくすると水面が光って水中が見えないところで、最初のアクションからのポーズ中に大きなマスが水面に顔を出して押さえ込むようにバイト!「でかい!」と細軸のフックをかばって慎重にファイト開始。
がんばって寄せてきたところで魚が桟橋の下へと突っ込んでいく。「桟橋の下にはネットがあるからくぐられる心配はない」と思っていたら、何らかの障害物にラインが擦れたようであっけなくラインブレイク。大ショック。