東京ビッグサイトで行われた日本最大のレジャー産業専門展示会「レジャー&アウトドアジャパン2024」に潜入。鹿児島で「麦味噌」と「甘口の醤油」を製造販売している「有限会社かねよ みそ しょうゆ」のブースを訪問した。同社から販売されている黒糖醤油が美味しすぎたので紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWS編集部・河野)
有限会社かねよ みそ しょうゆ
有限会社かねよ みそ しょうゆは、鹿児島県に所在する麦味噌と甘口の醤油の蔵元。明治45年に創業し、問屋や工場から全国へ醤油や味噌を販売している。
そんな同社から発売しているのが「肉と魚に合う黒糖醤油」。筆者が実際に試食し、キャッチ&イート派のアングラーに一度は試してもらいたいと感じた本製品について、同社広報の松元大輔さんに話を伺った。
肉と魚に合う黒糖醤油
「肉と魚に合う黒糖醤油」は、文字通り「黒糖」をふんだんに使用した甘口の醤油だ。九州地方では甘い味付けが好まれており、醤油も同じく甘い。大手回転寿司チェーン「はま寿司」に行ったことがある人は九州風の甘口醤油を一度は試したことがあるのではないだろうか。
この甘さの具合も地域によって異なり、特に宮崎県や鹿児島県ではより強い甘さの醤油が好まれる傾向にある。そんな強い甘さの醤油が好まれる鹿児島から誕生したのが「肉と魚に合う黒糖醤油」だ。
「肉と魚に合う黒糖醤油」を試食してみた
同社ブースでは「肉と魚に合う黒糖醤油」を試食することができ、実際に一舐めしてみると衝撃が走った。甘い。確かに甘いのだが、その甘さが上品でかつ、コクが深くとてもまろやか。
関東の濃口醤油に慣れ親しんだ筆者でも非常に美味しく感じ、思わずプラスチックの小コップに入った醤油をすべて平らげたが、醤油の味が上品なため舌に残るような塩辛さを一切感じなかった。
試食後に松元さんに話を聞くと、「肉と魚に合う黒糖醤油」は一般的な醤油と比べて2%以上塩分を低くしているとのことだった。低塩分で上品な甘みがあるからこそ、肉や魚のタレとしてそのまま使えるのだと納得した。
脂の乗った青物と相性抜群
松元さん曰く、旬のブリやカンパチといった青物の刺身と相性が良いとのこと。醤油自体にとろみがあるため、脂の多い刺身でも醤油が流れることなく、しっかりと味が乗るようだ。
実際に試食してみて、サーモンやイカの刺身と合わせても美味しく食べることができるのではないかと考えた。
釣った魚をより美味しく食べることができる「肉と魚に合う黒糖醤油」は、キャッチ&イート派のアングラーにぜひ試してもらいたい一品だ。
気になった方はヨドバシ.comで購入できるので、チェックしてみよう。
<河野陸/TSURINEWS編集部>