10月中旬、山口県光市の室積港から上関の沖に浮かぶホウジロ島に午前4時50分発ゆきかぜフィッシングで釣行した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・角 伸幸)
ホウジロ島でフカセ釣り
当日は釣行会のメンバー4人と一般釣り人客9人を乗せて出船。15分後に尾島に底物師を降ろして鼻繰島に向かい、灯台下コンクリに上物組を、横の瀬の灯台下にルアーマン2人を降ろして残り9人で沖のホウジロ島へ。
15分後にホウジロの灯台下から瀬渡し開始、釣行会会員の簑原さんが灯台下のハナレへ、白石君がカドに、前田君は1級瀬のヒナダンのハナレに、私は水道横にそれぞれ上礁完了。6時まではまきエサや仕掛け作りで6時30分から釣り開始。
朝イチに正体不明のバラシ
10分後、簑原さんのサオが弧を描いて無事にタモ入れにも成功、こちらも気合いが入る。
その10分後に遠投していた仕掛けが一気にサオ引きのアタリ、沖に向かいながら潜る魚をサオで溜める。
数度のやり取りで反応が消えた、バラシ。仕掛けを回収して確認するとハリが伸びていたので5号から6号のハリに替えて、すぐに同じ所に仕掛けを投入。が、30分はアタリが来ない状態が続く、潮の流れが悪い。
追い打ちをかける横風
いったん朝食休憩して7時に釣り再開。普段は瀬の周りでスズメダイやウマヅラハギがまきエサに群れる姿が見えるのだがいないようだ。エサも取られない状況が続き、あの手この手で攻めるが反応が来てくれない。
さらに追い打ちをかける横風が吹きだす。00のウキが風の影響で沈まない。同じ00のMタイプからLタイプに替えて沖に仕掛けを投げる前に手前でウキの状態を確認。
状態は良いので沖に投入して数投目、ミチイトが走る、アワセを入れる、乗った、サオを起こして寄せる。数回の締め込みでハリスが耐えきれずブレーク。仕掛けを回収するとハリスがギザギザ、沖の沈みが原因か。
同行者は良型マダイやクロを手中
潮が止まると00のウキでは入りすぎ、この時点で0のウキに切り替えて風の影響も考慮してハリスに7号のガン玉を潮受けの下30cmに打って投入。エサ取りがいないのか底にいるベラが食って来た。足元に5分くらいまきエサするがエサ取りなど魚の姿を確認できずお手上げ状態。
瀬の選択ミスか、昼食後もサオを出すことなく終了。同行の簑原さんはクロ45cmと50cm、白石君マダイ61cm、前田君マダイ55cmと好釣果だった。
<週刊つりニュース西部版APC・角 伸幸/TSURINEWS編>
ホウジロ島