東に行ききったら魚住、西は風光明媚な須磨。神戸国道二号線沿いには、魅力的な釣り場が多々ある。中でも最高なのは、垂水と舞子に違いない。ぶらりと釣り旅に寄ろうと思うなら、ぜひ垂水漁港をお勧めしたい。釣りもいいが、このあたりは観光にも抜群!垂水漁港内と、その周辺の良さを紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・井上海生)
帰りに青春スポット「海神社」へ
垂水漁港の周辺には青春の聖地・海神社(かいじんじゃ)がある。釣り場から振り返ってもくっきりと赤い鳥居が見える。
ここは主に若向けの神社であり、なかなか騒々しいが、神戸の若者たちにとってここへ男女で来ることは実は青春における一つの達成なのだ。だから許してあげてほしい。
国道二号線沿いはファンキーなヤングが多く、海神社の周りには十年一日、髪をブリーチした若者たちの野卑な姿が見られる。
私も実は20年ぶりに先日前を通ったのだが、神社の脇の隘路に座り込んでごそごそしている若者たちを見て、少しホッとした。もちろん中はきれいに整備されており、霊験あらかな神社である。お賽銭して釣果と旅の充実を願いたい。
海水浴なら須磨へ
垂水漁港には大きなアウトレットパークが隣接しているが、今は改装中らしい。いつ開店するかはいくつか情報があるがはっきりとしないので、ここでは触れない(どうも遅々として進まずの態)。
夏真っ盛りは、もう少し西へ行ったところの須磨まで行ってみよう。須磨はポテンシャルの高い海で突然サクラマスが釣れたりもするらしい。筆者は某餌屋さんのブログを信じて、たまにキスやマゴチを狙いに行った。海水浴もできるこの海辺には、いかにも現代的なキッチンカーも立ち並ぶ。
垂水・須磨、海の旅にいかがだろうか?秋めくこれからは、少しセンチメンタルな海の姿が見られる。
<井上海生/TSURINEWSライター>
垂水漁港