先月クロダイを釣り上げた「フィッシングパークTOI」へ再び妻と釣行してきた。今回は2人ともクロダイかメジナ(尾長メジナ含む)の30cm以上を各1匹以上釣ることを目標としたが、結果は如何に?
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)
尾長メジナとアイゴを追加
仕掛けを投入してもすぐに手前に戻ってきてしまうので、ポイントを移動することにした。しかし、こちら側では筆者にもアイゴがヒット。
一方、妻は小型ながらも口太メジナを連発!
しばらくして筆者にまたしても強い引きの魚が掛かったので「またアイゴか……」と思いながらやり取りしていると、タモに収まったのは意外にも尾長メジナだった。
30cmに僅かに届かなかったが、デップリしていていかにも美味そうな尾長に「こいつは刺身と冷酒に決定」とばかりに見とれてしまった。
イワシ狙いに変更
2人とも、あまりにアイゴが多いことに閉口してしまい、本命を諦めてイワシをお土産に釣って帰ろうと決めた。そこで筆者は一人車を走らせ、近隣の釣具店「ケイズフィッシング」にサビキ仕掛けなどを購入しに行くことにした。
現地に戻り、まずはウキ釣りを再開。すると筆者はアイゴを追加で釣り上げた。やはり、これではダメということで、2人とも買ってきたサビキ仕掛けにチェンジした。
しかし、妻のサビキ仕掛けにもアイゴがアタックしてくる始末で、アイゴ祭りになってきた……。表層近くに大量に群がっているイワシはなかなか掛からないが、遂に妻にヒット。しかし数本のハリに1匹だけという厳しい状況。
次の投入でもウルメイワシを追加。しかし、これも1匹のみ。筆者にも同じように1匹のみ掛かった。その後は、イワシがサビキ仕掛けを完全に無視して泳ぎ回る姿を見て、イワシは諦めウキ釣りに戻すことにした。
時間も無いので、妻の仕掛けは手軽に作れる固定仕掛けにした。コマセのミックスがなくなったので、アミコマセをメインに撒くが、これまでよりも魚の寄りがイマイチな気がした。それでも妻は尾長を連発。当日はこれにて納竿とした。
受付に戻り釣果を報告すると、朝方のスタッフから「ここ最近メジナは全く釣れていなかったので、大したものですよ!」とお褒めいただき、大満足の一日となった。
当日の釣果
筆者:尾長メジナ2匹(17~28.5cm)、アイゴ2匹(30~32cm)、ウルメイワシ1匹(15cm)
妻:尾長メジナ2匹(17~18cm)、口太メジナ2匹(20~22cm)、アイゴ2匹(32~37cm)、ウルメイワシ2匹(15cm)
釣った魚は美味しく頂く
釣った魚は食べる分だけをキープし、アイゴなどは全てリリースした。釣行後、マックスバリュー沼津南店内にある「山正鮮魚部」へ魚を持ち込み、尾長メジナを他に購入した魚と一緒に刺身にして盛り付けてもらった。
妻の沼津の実家で舌鼓。尾長は脂ノリノリで、酒がいくらあっても足りない程美味かった。さらに特筆したいのはウルメの唐揚げ。「外はカリッと、中はサクッと」と言った感じで驚きの美味さ。妻が「こんなに美味しいのならば、もっと釣りたかった」と言っていたが、その気持ちがよく分かる美味さだった。
施設のスタッフによると、今は水温が20度を優に超えていて厳しいが、11月中旬以降、水温が17度位まで下がればメジナの活性が上がってくるだろうとのこと。2人とも今回は目標達成とはならなかったが、次回こそ頑張りたいと思っている。
<藤倉聡/TSURINEWSライター>
フィッシングパークTOI