「平谷湖フィッシングスポット」でのルアー釣行でニジマス140匹をキャッチ【長野】

「平谷湖フィッシングスポット」でのルアー釣行でニジマス140匹をキャッチ【長野】

「トーナメントの翌日は釣れない」と言う人がいる。だが私の印象ではトーナメントの翌日はよく釣れる。何なら私はトーナメントの翌日を狙って釣行することがあるくらいだ。今回もそれに合わせて有給を取っていたので。長野県の平谷湖フィッシングスポットに出かけてきた。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

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杉本敏隆

釣り歴約50年。管理釣り場のトラウト、渓流ルアー、エギングなど、1年中いろいろな釣りをしています。

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トラウト ルアー&フライ

トーナメントエリアはプラグで攻略

次はトーナメントエリア。ここではアルビノにこだわらずに釣っていく。魚は曝気が作り出す流れの中にわんさと集まっている。その流れの表層をゆっくりとルアーが横切るように泳がせれば釣れるはず。

さんざんスプーンで釣ったので、今度はプラグメインで釣っていくことに。最初に選んだのはクリアのマイクロシケイダーF。これがよく当たる。ただ掛かり優先でセットしてあったフックがすぐに伸ばされてしまいフック交換。予備のフックはいろいろなタイプ・サイズを揃えておくと状況に合わせていくことができる。

「平谷湖フィッシングスポット」でのルアー釣行でニジマス140匹をキャッチ【長野】マイクロシケイダーで連続ヒット(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

あまりによく当たるので同じようなタナを引いてこられるワウ37HFも使ってみる。ところがいまいち当たらない。恐らくルアーのサイズが大きくなったからだろう。トーナメントエリアは小型中心の放流なので、ルアーは小さい物がよく効く傾向がある。

「それなら」と次は鱒の小魚。これはけっこう当たる。ただフックが合っていないのかバラシが多発。いろいろフックを試してみてもよかったが、「十分に数は釣ったから」と次はエキスパートエリアで大物を狙ってみることに。

「平谷湖フィッシングスポット」でのルアー釣行でニジマス140匹をキャッチ【長野】小型サイズのルアーが効果的(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

 

エキスパートエリアで大型狙い

この頃から雨が降ってきたのでレインウェアを着込む。エキスパートエリアでも曝気の流れの中に魚が群れている。しかもでっかいアルビノの姿が。ところがこいつらがなかなか食ってくれない。「どうりで誰もエキスパートエリアで釣りをしていないわけだ」と、お助けルアーのスティックで狙い続けていると、しばらくしてようやくヒット。なかなかの良型だ。

「平谷湖フィッシングスポット」でのルアー釣行でニジマス140匹をキャッチ【長野】エキスパートエリア(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

今までのレギュラーサイズとはパワーが違う。慎重にやり取りしてネットイン。「がんばった甲斐があった」とさらに狙い続ける。もう1匹追加した後、ついに一番大きなアルビノがヒット!しかしすぐにばれてしまった。残念。

スティックの色をチェンジして狙い続けていると、2番目に大きなアルビノが反応した。「これは釣れる」とルアーが自然に魚の目の前を通るようにするとヒット!今度はばらすわけにはいかない。大暴れする魚をいなし、無事ネットイン。これがアルビノ19匹目。さらに1匹いいサイズを釣ったところでアタリが止まる。

「平谷湖フィッシングスポット」でのルアー釣行でニジマス140匹をキャッチ【長野】スティックで良型を攻略(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

最後まで大物狙いもいいのだが、「最後は釣って終わりたい」と残り10分でエンジョイエリアに戻ることに。いつもなら4時に魚のエサやりが行われるところだが、この日は雨のためペレットタイムはなし。それでも魚たちはペレットを待ち構えていたようで、ペレットルアーを投げれば猛ダッシュで飛びついてくる。入れ食い状態だ。ここでもアルビノの姿が多いところばかりを攻めていると、20匹目のアルビノをキャッチ!この1匹で釣りを終了した。

「平谷湖フィッシングスポット」でのルアー釣行でニジマス140匹をキャッチ【長野】良型アルビノをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

秋の平谷湖はマイクロスプーンが攻略の鍵

最終釣果140匹。良型も釣れてくれて大満足。やっぱりトーナメントの翌日は釣れるのだ。

今時分の平谷湖フィッシングスポットで数を釣るには、マイクロスプーンを使いこなす必要がある。ラインはできるだけ細く、フックは掛かり重視。ドラッグは細いラインを切られないように設定すること。使用するマイクロスプーンのウェイトは、0.5か0.6gくらいの物も用意しておくと渋い時間でも反応を引き出すことができる。カラーは地味な物の方が釣れ続くことが多い。

これからエリアトラウトの本格的なシーズンが始まる。秋のベストシーズンを楽しもう。

「平谷湖フィッシングスポット」でのルアー釣行でニジマス140匹をキャッチ【長野】マイクロスプーンを使いこなそう(提供:TSURINEWSライター・杉本敏隆)

 

<杉本敏隆/TSURINEWSライター>

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