PR 『船タチウオテンヤ暁』でタチウオ完全攻略!【2本針と3つのアイ】が釣り人を強力サポート

『船タチウオテンヤ暁』でタチウオ完全攻略!【2本針と3つのアイ】が釣り人を強力サポート

大阪湾や明石沖を起源とし、今では東京湾や伊勢湾、東北や九州まで広く拡大しているテンヤによるタチウオ釣りだが、釣り人の増加で人為的プレッシャーが入りやすくなり、好釣果を得るためにはキモをしっかり押さえる必要がある。今回、テンヤタチウオ釣りの名手でアクアウェーブフィールドスタッフの馬場啓輔さんの実釣に密着。この釣りの極意と注目の新ウェポンについて紹介する。

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船釣り エサ釣り

上丸でタチウオテンヤ釣り

実釣に訪れたのは9月4日、フィールドは泉南から洲本にかけての沖。乗船したのは多くのタチウオマニアから絶大な支持のある大阪府泉佐野市北中通漁港の上丸

『船タチウオテンヤ暁』でタチウオ完全攻略!【2本針と3つのアイ】が釣り人を強力サポート乗船した上丸(提供:週刊つりニュース中部版編集部・五井)

当日、最初に入ったポイントの水深は80mほど。タチウオの反応は水深60mちょいからボトム付近まで出ていた。

船タチウオテンヤ暁にヒット

馬場さんはアクアウェーブの『船タチウオテンヤ暁の40号にイワシをセット、テンヤのカラーはグロー。釣りを開始して間もなく、水深50mほどまで探り上げたところでステイさせた瞬間にヒット。一匹目をキャッチした。

『船タチウオテンヤ暁』でタチウオ完全攻略!【2本針と3つのアイ】が釣り人を強力サポート船タチウオテンヤ暁(提供:週刊つりニュース中部版編集部・五井)

タナの狙い方

タナを突き止めた馬場さんは、このあと着実にタチウオを追加。同氏のノウハウによると、誘う範囲はタチウオの群れの頂点から10~15mまでを重点的に誘い、これを過ぎたら再び群れのところまでテンヤを沈め、同様の探りを繰り返すという。

追尾してくる距離は状況ごとに異なるので、短い距離で繰り返し食ってきたら、探り上げる範囲を小さくし効率よく釣りを展開するのが数を伸ばすコツだ。

誘いは基本に忠実

続いて、誘いの極意を聞いてみたが、意外にも今日は特別なことはしていないとのこと。

見た感じでは、ワンピッチジャーク3回+ステイを1~3秒、これを繰り返すオーソドックスなやり方だ。要するに基本に忠実であること。釣り人は誘い方ばかりに傾注しがちだが、もっと大切なのが以下に紹介するノウハウなのだ。

正確&迅速なエサ付け

そのひとつは正確&迅速なエサ付け。テンヤタチウオ釣りでは、エサが曲がったり傾いていると、シャクリの際にアンバランスな抵抗が生じたり、テンヤが本来持っている姿勢が崩れて不自然な動きをしてタチウオの警戒心を増長させてしまう。

また、エサの付け方が悪いとエサ持ちも悪くなり、エサ交換の頻度が増えてここぞというタイミングでエサ交換を強いられ、ヒットチャンスを逃すことになる。

『船タチウオテンヤ暁』でタチウオ完全攻略!【2本針と3つのアイ】が釣り人を強力サポートエサ付け次第で釣果は変わる(提供:週刊つりニュース中部版編集部・五井)

エサのイワシを装着するときの馬場さんの作業は早くて丁寧。加えて、エサをワイヤーで固定するときも、装着したイワシの姿勢が崩れないよう注意して巻いている。

U字型2本針が活躍

ちなみに、今回使用している『船タチウオテンヤ暁は、U字型をした2対のエサ付けバリを装備しており、このハリでイワシの背骨を挟み込むように刺せば、エサの姿勢は垂直になり、左右どちらかに偏って刺してしまうことを防げる。

さらに、2本のハリがイワシの背骨をホールドするので、ワイヤーで巻くときにイワシの姿勢が崩れず、エサ持ちも良くなる。パパッと作業しても模範的なエサ付けが可能な優れモノだ。

『船タチウオテンヤ暁』でタチウオ完全攻略!【2本針と3つのアイ】が釣り人を強力サポートU字型の針がイワシの背骨をホールド(提供:週刊つりニュース中部版編集部・五井)

カラーチェンジが的中

コンスタントにタチウオを上げていた馬場さんだったが、ここでテンヤのカラーをグローよりもアピールを抑えた「パープルゼブラ」に変更。同じカラーばかり使っているとタチウオはその色に警戒心を持つようになる。加えて、日が昇るにつれ、陽光が強くなってくることを見越しての対応だ。

さっそく、これが奏功しタチウオをキャッチするペースがグンと上がった。

『船タチウオテンヤ暁』でタチウオ完全攻略!【2本針と3つのアイ】が釣り人を強力サポートパープルゼブラで連発(提供:週刊つりニュース中部版編集部・五井)

カラーのローテーション術

テンヤのヒットカラーは日照や潮の濁り、タチウオの活性でベストなものが変化する。

朝一番や曇天、潮が濁っていればグローが効果的なのは皆が知るところだが、アピール力が強い分、タチウオに警戒心が芽生えたり、晴天や澄み潮時はアピール過多で食い渋ったりするケースもある。

このようなケースでは、部分的にグローが用いられているカラーや、発光(グロー)ではなく反射系(ホログラムベース)のカラーを用いて対応する。

もちろん相手は生き物なので、これに当てはまらないケースもあるが、基本的にタチウオの警戒心の進行に合わせ、全面発光→一部発光→パープルや反射系のローテーションを組む。

『船タチウオテンヤ暁』でタチウオ完全攻略!【2本針と3つのアイ】が釣り人を強力サポートグロー、中間色、反射系を使い分ける(提供:週刊つりニュース中部版編集部・五井)

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