平成14年と平成20年。この二つの年の夏に、我が子の「夏休みの自由課題」として、ホンビノス貝の貝殻風鈴(ウインドチャイム)を作りました。一生懸命作った甲斐あり、当時は2人とも先生からものすごく褒められたそうです。紹介したいと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・尾崎大祐)
問題発生!
貝殻で風鈴(ウインドチャイム)を作る、といった内容でネットで検索すると、貝殻に穴をあけるには「キリやピンバイスを使う」といった方法が一般的のようなので、筆者はキリを購入。
早速これでホンビノスの貝殻に穴を開けようとするも……分厚くて全く歯が立たず。この時、肉食のアカニシ貝やツメタ貝がホンビノス貝を襲わない理由、何となく分かったような気がしました。というわけで、再度ホームセンターに走り、電動ドリルを購入。
仕上げ
電動ドリルを扱うことは、当然当時8歳の子供には不可能な仕事。当然の如く、100%親(筆者)のパートとなってしまう。しかし、最後の仕上げである「絵を書く」工程は完全に子供のパート。この頃になると、率先して課題に取り組むようになっていました。心底ホッとした記憶があります。
考察
ほぼ親(筆者)主導で進んでいった子供の「夏休みの自由課題」。初めのうちは「本当にこれでいいのか」と、本気で自問自答しましたが、「貝を採る」と「絵を描く」という工程ではしっかり子供が主役となっていたので、「これでよかったんだ」と自分に言い聞かす。
しかし後日、教室に飾られたホンビノス貝の風鈴の横に、名前とともに書かれていた一言、これを作るうえで最も大切なポイントを子供が学んでいた事実を知り、「やっぱりこの課題を選んで間違っていなかった!」と確信しました。
この課題に取り組んで発見したこと 「貝に穴があけられなくて、パパがデンキドリルを買いに行った」
ホンビノス貝の貝殻を使って風鈴(ウインドチャイム)を作る際は、電動ドリルの準備をお忘れなく!
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>