外房・大原沖のイサキ釣りが絶好調。解禁当初から、トップは定数の50尾に達する日が多い。さらに、型が揃うと定評があり、マダイやシマアジにメバル、アジ、マハタやメジナなど、多彩なゲストが交じるのも魅力。7月8日(月)、同港の春栄丸から出船。水温低下で数は今ひとつ伸びなかったが、時にはダブルやトリプルがあり、シマアジ、マダイが次つぎと竿を絞って、納得のいく釣行ができた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版・坂本康年)
大原港から出船してイサキ釣り
辺りが明るくなった4時半少し前、白川永一船長の操船で出港。少しウネリはあるが、ナギに近い海上をポイントへと急ぐ。広大な海域に、僚船は彼方にポツンポツンと見えるくらい。いかに同沖のポイントが多いかを物語っている。
タナを守る重要性
船長の指示ダナは海面から13~10m。大船長ゆずりのマイクパフォーマンスを得意とする永一船長は、反応に合わせてタナの変更をつねに指示。「イサキはタナを釣れ」と言われるように、指示を守ることと、まめなシャクリ。この2つがいちばんの決め手だ。
タナがズレたり竿を動かさないようでは、数釣りは望めない。ヒラメやマダイと違い、のんびり待つのではなく、積極的な攻めが数を伸ばすカギ。
開始早々のシマアジヒット
開始早々、右舷ミヨシの藤田洋さん(品川区)の竿が引き込まれ、第二本命のシマアジが登場。前日はトップ4尾ながら1.17kgの良型を船長の長男・永真くんが上げた。
いきなりのヒットに船中ヒートアップ。しかし、これはイサキが釣れてこそ交じる感じなので、いつアタってもいいようにドラグ調整だけは怠らないようにしたい。