播磨灘で楽しむ夏のボート釣り 盛夏に狙える魚とベストタイミングについて解説

播磨灘で楽しむ夏のボート釣り 盛夏に狙える魚とベストタイミングについて解説

釣り人には好みの狙いものが様々ですが、ここでは、関西ローカルの明石沖、高砂沖から家島諸島の播磨灘北部でのボート釣りの狙いものをお話しします。旬も様々ですし、最盛期や釣り船の狙いとは違う場合もありますが、私が食べたい魚です。釣って食べたいという食いしん坊要素が入っている少しニッチな盛夏の狙いものです。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・丸山明)

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丸山明

ゴムボートから始めたボート釣りも25年を過ぎ、もうover60です。釣りを極めたいです。

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播磨灘のボート釣り:盛夏の狙いもの

梅雨明け十日という太平洋高気圧に覆われる安定した夏空が広がれば、暑いなりにボート釣りに安心なお天気になります。雨天曇天から晴天のピカピカになり、魚たちの活性も一気に上がります。さあ、何から狙いましょうか。

盛夏の播磨灘でのボート釣り

梅雨期の雨で川は増水して、多くの栄養分を海に送ります。鬱陶しい雨天が続くのも、その後の海の活性のために我慢です。栄養分がプランクトンを育み、甲殻類や小魚が増えるという食物連鎖を生み出しますので、梅雨の雨は大事です。

甲殻類が増え、マダコの活性が上がります。また、イワシの群れの回遊を追いかけ青物が播磨灘にやってきます。若魚のツバスからハマチが最初は主体で、そうそうそれにマルアジも動きます。プランクトンとイワシが夏の海の盛り上がりを作ります。

昨夏は、酷暑と言われた8月に海水温が急上昇して、内海の播磨灘各所で28℃超になり、イワシが避暑に出てしまい見当たらない時期がありました。今年も酷暑予想が出ていますが、辛い日中を避け早朝の釣りですね。

狙いもの:マダコとシロギス

酷暑なら早朝の涼しい時間に肴を釣って帰る短時間勝負のマダコとシロギス
マダコの最終戦はいかがでしょうか。昨年は、7月になると不調になり、早々に切り上げました。

個体数の激減は間違いないので、おいしいマダコ、釣って面白いマダコですが、釣況の見極めが必要です。本来ならば、梅雨後半は、なかなか良いハイシーズンですから期待をしたいです。

播磨灘で楽しむ夏のボート釣り 盛夏に狙える魚とベストタイミングについて解説マダコは夏が最終戦(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

シロギスは、ハイシーズンです。雨の濁りを嫌いますので、大雨のあとは避けます。そして、梅雨が明ければ、サイズは小さいながらも、朝3時間の釣りで30匹を目標に狙います。

播磨灘で楽しむ夏のボート釣り 盛夏に狙える魚とベストタイミングについて解説6月からハイシーズンのキス釣り(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

まあ、数を釣るのは、シロギスと小アジくらいなもんで、小さいからたくさん食べたいです。それでも、あまり数にこだわると大人げないですから、気を付けましょうね。

どちらも、朝の潮の良い日に涼しい時間帯に釣りをして、早々に晩ごはんの肴を持って帰宅するパターンです。今年は、このシロギス釣りの奥の深さにはまっています。

狙いもの:イワシの回遊を追う青物

明石海峡までは回遊していながら、播磨灘に来るのは少ない6月のアジの群れでしたが、7月は、尺寸の群れの釣りができるでしょう。さらに、マアジより高水温を好むマルアジも賑わいを見せ、80mの底層からサビキ仕掛けに喰って来る楽しみができます。

どちらも、脂がのっておいしいサイズです。尺アジ独特のグングンと来るアタリと引きと、晩ごはんのタタキの美味さが堪能できますね。

また、小アジの群れも各所に出てきます。活きエサとして価値ある小アジですが、食べればこれまたおいしいんです。特に南蛮漬けは、私の好物で唐揚げ素焼きどちらからでもでき、せっせと釣る気になって狙っています。

播磨灘で楽しむ夏のボート釣り 盛夏に狙える魚とベストタイミングについて解説回遊次第ながらも尺アジ釣りは楽しい(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

そして、いよいよ青物の季節が到来します。7月には、ツバス、ハマチ(ワカシ、イナダ)の若魚が播磨灘に来ます。それをジグやミノーを使いライトタックルで狙います。

若魚と言えども、なかなかの引きを見せ、ライトなタックルでは、おもしろさ倍増です。そして、あっさりとした旨味を持った若い青物は、夏に涼しさを食べれます。

播磨灘で楽しむ夏のボート釣り 盛夏に狙える魚とベストタイミングについて解説8月になれば青物もサイズアップ(提供:TSURINEWSライター・丸山明)

潮が効き始め、イワシを追いかけまわす時合いになっても、ジグに反応が出なければチョクリ仕掛けも良いでしょう。特にシラスについている場合は、効果があります。

そして、イワシの群れがある程度居つくように回遊すれば、9月が本番の落とし込み釣りを前倒しができ、サイズアップのメジロ(ワラサ)も狙えます。まずは、青物のシーズンが始まります。

狙いもの:ヒラメとマゴチ

砂ものフラッターが狙ってみましょう。ヒラメは暑い時期は苦手らしいですが、昨夏も釣りました。マゴチは照りゴチと言われるから旬です。シロギスが存在する場所は、彼らのエサ場でしょう。

活きエサのシロギスを釣っていると、それがおもしろくてやめられなくなりそうですが、踏ん切りをつけて砂もの狙いをします。昨夏、一撃でキスを丸呑みしたヒラメ、目の前に来れば当然の行動なんですが、ルアーとは違うワクワク感です。

程よいサイズのシロギスを口にハリがかりさせるところからのスタートです。そして、シャローエリアでエンジンを停止させたボートをうまく流せれば、期待できるでしょう。

夏の釣りは朝の短時間が勝負

酷暑の季節。ボート釣りの場合、沖では海水温に冷やされた外気がありますが、係留地に戻ると容赦がなくなります。いずれにしても、時間の使い方を1〜2時間早めたサマータイムが必須です。

オフもオンショアも短時間勝負を心掛け、じっくり狙いたくても、朝の短時間勝負がこの時期の釣りです。氷と飲み物をたくさん持参して釣りましょう。

次回は、初秋の狙いもの(9月以降)落とし込み釣りが始まり青物もサイズアップです。

<丸山明/TSURINEWSライター>

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