漁場豊かなことで全国に知られる長崎海域。TULALAと長崎を発祥とするAGO Products(通称=アゴプロ)の入江真一さんが協力してリリースするオフショア系ロッド【Shoots By TULALA】。5月30日、万能で楽しいオフショアロッド3機種で初夏の五目釣りを満喫した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版編集部・立石寿栄)
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マルチパーパスロッド『Shoots By TULALA』
TULALA代表取締役の小川健太郎さんと入江さんは同じ長崎県出身。同郷であることから意気投合し、釣りのイベントなどで会う度に親交を深め、現在に至っている。
入江さんが釣具店に勤務していた時、メーカーの立ち上げを考えていた際に背中を押したのが小川さんだ。
Shoots By TULALAは、アゴプロの旧Shootsを継承し、TULALAスタッフと共に立ち上げたブランド。ブランディングデザインは入江さんと小川さんが共同で行い、ロッドのテーパーデザインや仕様は入江さんが、ロゴやカラーデザインは小川さんが担当した。二人とも現場型なので、現場で試して作り上げている。
Shoots By TULALAでこだわったのは、TULALAの特長であり魅力でもあるマルチパーパス。TULALAは世界を旅するマルチパーパスロッドだが、Shoots By TULALAは日本国内での釣りにこだわっている。
![マルチ過ぎるオフショアロッド『Shoots By TULALA』 根魚・マダイ・青物・イサキが続々ヒット](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2024/06/31e010ea77d697ed6c0c3a9fb6841664-2.jpg)
多様な釣り方・魚種に対応
TULALAの真骨頂ともいえるマルチパーパスロッドは、タイラバ、SLJ、ロックフィッシュゲームなど、釣り方・魚種を選ばず幅広いオフショア釣りに対応する。
スピニングモデル1機種、ベイトモデル2機種の計3機種あり、魚がヒットするとどんどん曲がってやり取りを楽しめるようになっている。
![マルチ過ぎるオフショアロッド『Shoots By TULALA』 根魚・マダイ・青物・イサキが続々ヒット](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2024/06/09bbc67ecb3712daf0966a96c43dfd95-2.jpg)
3機種全てにグリップの先にアシストグリップが装着されている。
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Shoots RETRIEVE S64L
唯一のスピニングモデル【Shoots RETRIEVE S64L】は、バーティカル用のスーパーライトなんでもロッド。軽いキャストも問題なくこなし、きれいに曲がって魚の引きを吸収し、不意の大物にも対応する。
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ガイドセッティングはバーティカルに特化しており、ジグウェイトは100gまでが目安だ。
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Shoots Mixture C63MH
ミディアムヘビーのベイトモデル【Shoots Mixture C63MH】は、スロー系ジギングロッド。よく曲がり、魚とのやり取りを楽しめる3機種の中で最も多目的性が高いモデル。ジグウェイトは200gまでが目安だ。
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ベイトモデルはラインを下向きに配置することで糸絡みを防いでいる。
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Shoots Mixture C62H
本格的なバーティカルジギングに対応するモデル【Shoots Mixture C62H】は、ガチロック、ガチ青物に最適。10kgクラスの青物とのやり取りも可能で、ジグウェイトは250gまでが目安だ。
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こだわりポイント
スピニングのリールシートは緩まないリアで締め込むタイプ。
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リールシートにはブルーのリングを装着し、入江さんのこだわりが細部にまで行き届いている。
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ブランクスをグリップの根元から繋ぐグリップジョイント仕様で、ワンピースロッドの強度を持つ。自動車に積み込み時には短くできて便利だ。
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長崎の海との親和性は抜群
今回の釣りの舞台である長崎の海は、国内で釣れる80%の魚種が生息しており、豊かな魚種が魅力。
沿岸の浅場ではアコウやアカハタ、アカラブなどのロックフィッシュ、ちょっと沖へ行けばイサキやマダイ、青物やヒラメなど様々な魚と出会える。釣り方や魚種を限定せずに自由に、自分らしく楽しめるShoots By TULALAとの親和性が高い。