2024年ソウギョ釣りシーズンでは11連勝達成したこともありなおぱぱ的攻略法と最新釣行記をレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
ソウギョとは何者なのか
『大陸四天王』といわれる大陸原産の淡水大魚であり、私の執筆記事に良く登場するハクレン同様に食用目的で日本に持ち込まれ数十年前より利根川水系で定着してきた魚である。
草魚という名の通り草が大好物であるが実は雑食であり様々なモノを食べる。サイズ感も平均メーターオーバーでまさに淡水大物釣りというジャンルに相応しいサカナである。
ソウギョ釣り攻略法7選
私が今季開幕から全勝(11回釣行し毎回本命釣果ありで12尾)できた方法を紹介しよう。ちなみに私の釣り方はパンコイが基本でパンを流していき本命に喰わせる釣り方で状況に応じて草も使用する。
(1)本命が居る場所を見極める
実積エリア数ヶ所を主軸に釣りをしているのでその中でも本命が居やすい場所は私なりに理解している。そして各ポイントの水深や地形などが分かっていれば普段どこに居やすいのかが分かるため狙いが絞りやすいので、まずはエリアごとに普段どこに本命が居るのか見極めが重要である。経験値が高ければ高いほど(サイズでなく『数』を釣り決果を出している)ポイントが信頼できるのだ。
(2)撒きエサへの反応で判断
居やすい場所が把握出来れば「そこ」に向かってエサを流していくが、反応する個体としない個体も居るし反応ない時間もある。日によりけりだが撒きエサに対しての反応で反応の有無や本命or外道の区別をするのだが、波紋や三角波の大小などを考慮しつつ本命であれば遠くからでも体の一部が出てくることも多い。
(3)根がかりに注意して流す
本命が居ればもちろんコイよりも警戒心が強いので狙うポイントからいつも最低30m以上は離れてから流すのだが、根掛かりしないように慎重に流していく。
徐々に迫る大きな三角波や仕掛けを覆うような巨大な波紋が出た後にウキが消し込むことが多いが予告なしでも掛かることもある。当然であるが流す際に不自然に流すと喰わないし根掛かりすると掛からないので単に流せば掛かる訳ではない。
(4)ロングパン流し
狙ったポイントを外した場合に頼りにしているのがロングパン流し!コチラももちろん本命実積の高いエリアで行う。流す距離が最低50m~100m以上と長いのでコイが先に喰うこともあるが距離が長い分本命は釣れなくなるということはない。
現に私はコイが連続で釣れた後にすぐにソウギョを釣ったことが何度もあるからだ。ロング流しに反応する場合や掛かる時は豪快に本命と即確定する場合が非常に多くとても面白い。
(5)寄せに同調させてを流す
コレは頻繁にあるあるで反応を見るためや寄せるために流した際はバクバクであるが、仕掛けに付けて流すと喰わないことが多い。明らかに警戒心ある感じでどでか波紋や三角波がきてもスルーなんてことがよくある。
私はこのような場合は30分程度時間を置いてから寄せを流すと同時にそのポイントめがけて寄せと同調するように仕掛けのエサを流して釣る。こうするとほぼ同時にポイントにいくので喰うことが多く結果につながることもよくある。
(6)草が有効なポイント
基本的にこのようなポイントでは草に夢中で食べているソウギョが多くパンに全く見向きもしないことなんて日常茶飯事だ。足元を探る釣りとなり本命が足元に来ないと暇が付き物であるが、雑食とはいえ名前の通り草が大好物なのは間違いないので時と場合により草で狙う。
(7)複数のポイントを知る
釣りに来ても他魚種の釣師が居て狙えないなんてことも実際に多々あるので先行者が居る場合は声を掛けて邪魔にならないところへ入らせてもらうか、別のポイントを狙うかの選択となる。当然別のポイントや別河川でも実積エリアがあれば坊主逃れを防ぐことにつながるので多ければ多いに越したことはない。釣行した当日本命を釣ることができれば敗北ではないので釣況にあわせて釣戦してきた。
以上が11連勝してきた理由となるが結局は本人の努力と経験が生み出した結果となるのである。淡水釣りでは自身の力でポイントを探し当て釣り方を研究していく楽しみがあり、れで釣れたり満足の行く釣果を出せれば最高である。