夏の7月から楽しんできた青物の釣りも終盤戦です。この時期のボート釣りは、冬型気圧配置で北西風が強く出航が限られますが、天気と都合が合致した12/13に青物のませ釣りをしました。狙いはブリ一族!エサはアジが定番ですが、もっと食いの良いイワシが高砂伊保港で確保できますので、これをエサにノマセ釣りで、ブリ一族を狙います。
ヒット連発も連続バラシ・・・
しばらくすると、底引き網漁船が周囲に増えて3隻ほどが、操業し始めました。網のそばでは釣れないでしょうからポイントを移動します。期待のカンタマからその南東側のヒヤガリに向かいます。ここも同様の実績場で相性の良いポイントのひとつです。
ここで、アタリを待ちきれずに2回すっぽ抜けの失敗をやってしまい、次はエサのイワシをサワラに傷だらけにされてしまいました。20cm弱のイワシですから飲みこむタイミングが合わないみたいです。
慌ててはいけないと自分に言い聞かせ、次のアタリはじっくり待ち、走ったところでアワセを入れ重量感が出たところでバラシ。サワラでしょう、ハリスが見事に切断されていました。サワラの群れもいるようです。
そんな失敗ばかりですが、高い確率でアタリが出ているのは間違いありません。
潮流変わりブリ一族3連発!
上げ潮のピーク潮速を過ぎた午後1時前に今までとは違う潮でボートの流れが出ました。この流れが出ると、良い思いをした時合いの予兆です。
潮筋を少し移動させ、残り3匹のイワシで勝負です。40m水深からスタート。35mのタナでアタリが出ました。しっかりアタリを取ってアワセた1匹は、48cmのハマチ。
再度同じ潮筋で同様にアタリ、これは良く引いて楽しませてくれた65cmのメジロ。良く太っていて、きれいな色合いを見せています。
そして、最後のイワシでもアタリが出ました。慎重に待ち構え、アワセを入れ釣りあげたのは、期待のブリではなく同サイズのハマチでした。しかし、最後に時合いを見つけ、3連続と満足な釣りができました
最終釣果は?
この日の釣果は、メジロ65cmとハマチ45-48㎝3匹の良く太った合計4匹でした。
アタリをハリがかりできないすっぽ抜けが2回、サワラにやられたのが2回。生きて使えたイワシは10匹の内8匹は魚とのコンタクトを取ったことになります。とすると、イワシへの食いの良さは抜群であり、同時に当日の潮回りがとても良い時合いを引き出しています。
旧暦の11/7-8は良い潮だったのです。