東古屋湖でのボートフライフィッシングで62cm筆頭にニジマス16尾を快釣【栃木】

東古屋湖でのボートフライフィッシングで62cm筆頭にニジマス16尾を快釣【栃木】

5月4日(土・祝)、栃木県塩谷町にある東古屋湖に釣行した。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

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ボート釣り 淡水の釣り

東古屋湖でニジマス釣り

同湖は、ダム湖を利用した巨大な管理釣り場。解禁前の放流に加えて、週1~2回の定期放流がおこなわれており、魚影がとても濃い。大型魚の割合が多いのも魅力の1つ。

魚種は、近年はニジマスとサクラマスの2種のみだが、過去にはブラウントラウトやイワナなども放流されていた。釣行当日は、その大型ニジマスが私のターゲットだ。

昼ごろから風が強くなる予報。朝が勝負と考え、出舟後は最上流部へと漕いでいく。

当日のタックルは、私の基本形となっている7番ロッドにTypeⅢのフルシンキングライン、フライはラビットのスリムゾンカー。まずは、キャストしてカウント5からスタートし、徐々にレンジを下げていく。

57.5cm大型ニジマスをゲット

15分ほどしてアタリがあったがフッキングしない。そこで、ミンクのミニゾンカーへフライサイズを落としてみる。すると、レギュラーサイズのニジマスがヒット。群れに当たったのか、その後は10分ほどで同級を3尾追釣。

魚が中層より上に浮いていることがわかったので、次は大物狙い。大型の好む場所はいろいろあるが、ここではレギュラーサイズのレンジの少し下を探ってみる。しかし、アタリはない。そこで、放流魚の大型は浅場を好む傾向があるので、次はそこを探る。

東古屋湖でのボートフライフィッシングで62cm筆頭にニジマス16尾を快釣【栃木】東古屋湖・上流部の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

キャンプ場側にはウェーディングの釣り人がいるので、対岸の岸際を2~3m間隔でこまかく探っていく。すると、狙い通りに待望のアタリ。ガツン、クネクッネというアタリと同時に体を捩って抵抗する魚信が手元に伝わった。クネクネを繰り返し、走る様子がないので、一気に力勝負で引き寄せて1分半ほどでランディング。釣れたのは丸々と太った57.5cmのニジマス。

狙いが的中し、気分をよくして徐々に下流へと移動しながら岸際にフライを打っていく。しかし、30cm前後のニジマスは釣れるものの次がこない。

そこで、次は松手沢ワンドを探る。ここは風よけにもなりキャストもしやすく釣りやすい。1時間ほど探ってみたが、ここでも大型の反応はない。

62cmサイズアップ成功

さらに釣り下って、次は右岸のワンドを放射状に広く探っていく。レンジ、フライサイズをかえ、カラーチェンジをしながら探っていくが、大型からのアタリはない。それでも、30~40cmがポツポツと釣れる。それを楽しみながら、大型からの反応を待つ。

すると、当日2度目の大型の反応。ヒットと同時にジャンプしたので、すぐに大型ニジマスとわかった。一気に走り出したが、徐々に間合いを詰めて水面に魚体を横たえたところを掬い取った。このニジマスは62cmあった。

東古屋湖でのボートフライフィッシングで62cm筆頭にニジマス16尾を快釣【栃木】東古屋湖・管理棟下流の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也)

その後もサイズアップを狙って、下流域をウロウロと移動しながら釣り続ける。時折吹く突風に加え、徐々に風が強くなり釣りづらい状況となったが、15時まで釣りを続けて納竿。サイズアップは叶わなかった。

釣果は28~62cm17尾。35cmのサクラマスが1尾交じったが、それ以外はニジマスのみ。ゴールデンウイーク中とあってそれなりの人出はあったが、気持ちよく釣りができて50cmアップが2尾出たので満足。

風があったので魚は浮いている状況で、比較的探りやすかった。魚のレンジを早く把握することが、釣果につながったように思う。

<週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
東古屋湖
この記事は『週刊つりニュース関東版』2024年6月7日号に掲載された記事を再編集したものになります。