仕事の方がかなり多忙で休めるかどうかの瀬戸際だったが、何とか4連休を取ることができ、今シーズン3回目の渓流釣りに行ってきた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・落合浩大)
ヒットパターンを見極めイワナ手中
開始から30分は反応すらなかった。一匹が遠かったが、とある落ち込みのポイントでミノーをゆっくりとアクションさせていると、待望のヒット。15センチ前後のイワナ。小さいが、やはりタフな状況での一匹は嬉しい。
そのまま上流へ釣り上がるも、水が少なくなってきたため、朝入った支流の少し下流へ。そこでは淵を攻めて20cm前後のイワナと、堰堤の下で同型のイワナ一匹をキャッチ。
今回は水が少なくタフな状況だったため、普段よりもアプローチに気を使った。いつもより2〜3m程距離をとってキャスト。これが良かったのかどうかは分からないが、減水の渋いフィールドでもなんとかイワナ3匹をキャッチできた。
渓流釣りの面白さと奥深さを体感
支流での釣りを終えて、今度は里川へ移動。数本の支流がこの里川へ流れ込んでいることもあり、まずまずの水量だった。釣れそうな雰囲気がかなりする。ここでは深場で目視できるほどのイワナやヤマメが溜まっているポイントを発見。
しかし、ミノーやスプーン、スピナーで攻めるもノーバイト。追ってはくるものの、最終的に口を使わず。しかし、水溜まりのような場所へダメ元でミノーをキャストすると、一発でイワナが食ってきたりと、渓流釣りの不思議で面白い一面を実感した。
最終釣果
結局、支流域と里川で6匹のイワナをキャッチして終了。最大で20cmだった。数、サイズ共に今回は満足する釣行ではなかったが、渓流一年生だった三年前に比べるとしっかり釣れるようになってきたことから、釣行を重ねることで成長を感じている今日この頃である。
釣りの締めは最高の雰囲気の中で手作り弁当を頬張り、ストップフィッシング。渓流の音、高い山々に囲まれた空間、新緑の匂い、動物の足跡など非日常的な雰囲気をダイレクトに感じられるのも渓流釣りの魅力の一つだ。
6月も渓流釣りを楽しむ予定
渓流解禁からまだ3回しか行けていないのが残念で仕方ないが、6月からは筆者が通う千代川水系でブラウントラウトダービーなるものが始まる。詳しくは漁協のHPをチェックしていただきたい。
まだ釣ったことがないブラウントラウトも釣ってみたいし、日本古来の釣りであるテンカラにも挑戦したいと思っている。シーズン終了まで何回行けるか分からないが、今シーズンも心ゆくまで渓流と山を楽しもうと思っている。
ただ、渓谷は熊が出る恐れもある。下記のような爪痕を発見した場合は、近くに熊が生息している可能性もあるため、すぐに釣りを中止してその場を離れることを心がけたい。
<落合浩大/TSURINEWSライター>
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