ゴールデンウィーク辺りから始まる、上越エリアのコマセ真鯛釣り。他県の真鯛釣りとは少し違い、ここ上越エリアでは指示棚が5mと驚異の浅棚です。年により少し前後はしますが、大体ゴールデンウィーク明けから指示棚が浅くなり、徐々に鯛が浅場へとやってきます。透明度が高いと、ビシが見えることもあります(笑)。少し不安にはなりますが、問題なく釣れます(笑)。これが面白いように釣れてしまうのです。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・荒木清)
驚異の指示棚5m
このエリアの凄い所は、なんといっても指示棚5mです(笑)。初めて聞いた時は、「は!?」と3回も船長に確認した次第です。5mですよ!?皆さん(笑)。それはびっくりしませんか?
何回も言います、5mです(笑)。コマセも降らず、その棚に置いておくだけです。自分はこの活性をチャンスと思い、針の色・ハリスの長さ・ビーズ色・ガン玉など、色々試しましたが、すべて釣れました(笑)。
入れてすぐヒットするときもあれば、ハリスが潮になじんだ位に食ってくることが多く、誘いで釣れたのは1匹のみ。そこまでこだわらなくても良いと、実感した次第です。
突然の真鯛ラッシュ
その時は、突然やってきます。船のあちらこちらで、竿が海面に突き刺さる様は何とも言えないです。釣れだしたら忙しい時間が始まります。魚の血抜きをやって、竿を見ると魚が掛かっていると言うときも頻繁にあります(笑)。それぐらい凄い、活性と数。
この日は二人で31枚。Zさんも釣れすぎて「コマセ真鯛ってこんなに簡単に釣れるの?」と話します。一般的に知られているコマセ真鯛は、こんなに浅い棚ではやらないです。上越エリア特有の釣りだと思います。
5mの激浅棚でやるコマセ真鯛釣り、この時期ならではの、釣りをぜひ味わって頂きたいと思います。
<荒木清/TSURINEWSライター>